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スマホで簡単「フリマ」活用術 不用品を手軽に処分 高額な買い物には注意

2014/9/24 日本経済新聞 プラスワン

 スマートフォン(スマホ)を使って手持ちの洋服や日用品などを売買するネット上のフリーマーケット(フリマ)が増えている。手軽に不用品を処分でき、欲しい物は検索して安く手に入れられる。消費税がかからないのも魅力だが、実際のフリマ会場と違って顔の見えない相手と取引するため、慎重な姿勢も求められる。
スマホで出品する物を撮影し情報を入力する

 3歳と5歳の子どもがいる東京都在住の専業主婦A子さん(34)は今年春から、スマホを利用するフリマで不用品を売りに出したり、陳列品を買ったりしている。「先日はベビーカーを出品して7000円で売れた。これを元手に、秋に着る子ども服をフリマで買うつもり。ほぼ新品のトレーナーなども1000円以下で手に入るので助かる」と話す。

 スマホ利用のフリマは昨年あたりから相次ぎ登場し、急速に広がっている。ベンチャー企業のメルカリ(東京都港区)が2013年7月に始めた「メルカリ」は現在、1日の新規出品数が10万点を超える。婦人服から子ども服、紳士服、家電製品、ゴルフ用品まで幅広く売買されており、流通総額は「月間で数十億円」(同社)という。

 Fablic(東京都渋谷区)が12年に始めた「フリル」は参加を女性に限定し、1カ月の流通総額は約5億円以上。うち約3割は編み物などの手作り商品が占める。スターダストコミュニケーションズ(東京都渋谷区)が手がける「ショッピーズ」は携帯電話やパソコンでも利用でき、若い女性がファッション衣料などを売買している。

◇            ◇

 出品する際の手順はフリマによって異なるが、基本的な流れはこうだ。まず運営会社が無料で提供するアプリケーションをスマホで立ち上げ、画面上の案内に従って出品物を撮影する。汚れや傷などの説明を求める画面が出てくるので入力し、価格を付けて送信すれば公開される。この間、5分もかからない。

 多くの場合、取引にはニックネームで参加する。買い手はフリマの運営会社にクレジットカードやコンビニ店での決済などで代金を払う。入金があったら運営会社から出品者に買い手の住所と氏名を明記した連絡が来る。商品を梱包し、自分の住所や実名を書いて送る。

 配送料は、出品者が売値の中に含めることが多いが、フリマによっては配送先での着払いにしてもいい。買い手は商品が到着したら必ずすぐに状態を確かめ、アプリ上で「良い」「普通」「悪い」といった具合に感想を入力して送信する。運営会社はこれで売り手と買い手との間で取引が完了したと判断する。

 出品者が代金を受け取る方法は主に2つある。ひとつは、銀行などの預金口座に運営会社から振り込んでもらう方法。その際には1回当たり210円くらいの振込手数料がかかる。

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