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伴侶・親・子…大切な人へ どんな思い伝えたい?

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NIKKEI STYLE

 お盆休みは、実家に帰省する人も多いだろう。家族が集まる時は、日ごろ口にしにくいことを改めて考えてみるいい機会になる。日経ウーマノミクス・フォーラム会員らに「身近な人に聞きたい思い、伝えたい思い」を聞いたところ、配偶者や両親の本音を知りたいという声が多かった。

普段言えない感謝・幸福感

思いを聞きたい人を問うと回答トップは「伴侶・恋人」で「母親」「父親」が続いた。聞きたい内容は「夫に、幸せな人生だったか」といった具合に「対象の人は幸せかどうか」が最多。

一方、「ボルネオに行っていた父親の戦争体験」(50代男性)など核心に触れるものや「介護が必要になったときの対処」(20代女性)、「墓と仏壇の管理」(40代女性)、「親の財産」(40代女性)といった金銭にまつわる具体的なことを聞きたいという声もあった。

思いを伝えたい人が誰かとの質問への回答は「子ども」「伴侶・恋人」「母親」の順だった。伝えたい内容では「息子へ自身の人生を優先していきてほしい」(50代女性)など、「自分が対象の人に対して持つ希望」と「自分が幸せかどうか」が多かった。

ただ、実際に思いを伝える準備をしているかを聞くと、していないという人が8割を超えた。準備をしているという人も「普段の会話」や「日記やブログ」が中心で、専門家によると必ずしも適切な準備とは言い難いという。

人生の最期に向けた整理「終活」のアドバイザー、吉川美津子さんによると日記は「のこされた家族は勝手に見ていいのか迷い、必ず読まれるとは限らない」(吉川さん)ことが問題。不特定多数が見るブログは身近な人への個人的な思いを記すには向かない。

改めて振り返るのは大変で、準備を先送りにする人も多いだろう。だが遺言相続コンサルタントの本田桂子さんは「自分の死後に残す思いの記録は、実際に死が迫ってきた時には冷静にできない」と指摘する。

子や孫の誕生、何十年目かの結婚記念日、不動産を取得したときなど、ごく普通のライフステージの節目を機に早めに記録を始める方が心身ともに無理がない。帰省もその一つの機会となる。

家族と一緒に気持ちを記録

自分の死後も見据えて確実に思いを伝えるなら「エンディングノート」と呼ぶ記録帳が有用だ。最近は生い立ちからの略歴、交友関係、財産記録など様々な項目を設けたノートが多数ある。普通のノートに自分なりの項目を作ってもいい。

重要なのは記載の始め方。本田さんは「帰省などの機会に、親へノートを贈り一緒に書き始めるといい」という。思い出話などが呼び水となり、残したい記憶やメッセージが思い起こしやすくなる。親との記録でコツをつかめば、自分の伴侶や恋人と一緒に書くのも簡単だ。

部屋の片付けと合わせるのも一手。アルバムや思い出の品を整理すると「ノートに書くべき内容も思い浮かび、家も整頓されて一石二鳥」(吉川さん)だ。

ノートは1冊とは限らず、読んでほしい対象者ごとに複数に分けてもいい。例えば「家族限定」と「友人を含めた葬儀参列者全員」などと分ければ書く内容が頭の中で整理しやすく、財産などの個人情報がみだりに多くの人の目に触れることもない。

(堀大介)

 7月下旬、日経ウーマノミクス・フォーラム会員を対象にインターネットで調査した。有効回答数男女402人。年代は40代が40%、30代が28%、50代以降が23%、20代が9%。コメントなど自由回答は、同時期に実施した日経生活モニターの調査結果(有効回答数303)も含む。

[日経プラスワン2014年8月16日付]

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