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人気の格安スマホ 選ぶポイントと4つの注意点

2014/6/25 日本経済新聞 プラスワン

 大手携帯電話会社のスマートフォン(スマホ)に比べて月々の費用が半額ほどで済む格安スマホが相次ぎ登場している。スマホに興味があっても費用が高いために購入をためらっていた人にとって朗報だが、通信スピードに大きな制限がかかるなど、大手携帯会社と違う点も多いので慎重に検討したい。
ビックカメラが販売する格安スマホ「スターQ」(東京都豊島区)

 東京都に住む専業主婦Aさん(54)は4月に自分のスマホを初めて買った。大手スーパーのイオンが8000台限定で発売した格安スマホだ。月々の支払いは、端末の分割払い代金や通話代を合わせても約3000円で済むという。

 夫や息子が使っている大手携帯会社のスマホは、分割払いを含めて、それぞれ月7000円ほどかかる。「これ以上、通信費を増やせないから自分の端末は諦めていた。でもこの安さに驚き、即決で買った」と笑う。

 端末は韓国LG製のネクサス4。高速通信回線(LTE)に対応しておらず、旧来の携帯電話でも広く使われている回線(3G)を利用する。通信スピードが遅いので、インターネットで画像の多いサイトを見たり、動画を楽しんだりするには不向きだ。

 Aさんの場合は、外出先ではメールをする程度なので不自由はない。自宅では、「無線LAN」と呼ばれる無線電波でネットに接続できる環境にあるため、息子に操作法を習い、無料の動画も見ているという。

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 イオンの格安スマホは主婦や高齢者らに注目され、1カ月でほぼ完売した。現在はビックカメラ、ノジマなどの家電量販店のほか、動画配信のU―NEXT(ユーネクスト、東京都渋谷区)、関西電力系通信会社のケイ・オプティコム(大阪市)などが販売に乗り出している()。エディオンなどが6月中に発売予定のスマホは高速のLTEにも対応する。

 これらのスマホが安い理由は2つある。まず端末を大幅に安い機種に絞っている。例えばエディオンなどが発売するスマホは中国ファーウェイ製「アセンドG6」。カメラ機能なども備えながら価格は約3万円と人気のスマホの半額以下だ。さらに、端末とセットにした通信回線が安い。大手携帯会社の半額以下で回線を提供する通信会社と組んで実現している。

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