マネー研究所

学んでお得

1時間で780円も カーシェア、料金手ごろに

2014/6/4 日本経済新聞 プラスワン

会員間で自動車を共同で利用するカーシェアリング(カーシェア)が一段と身近になってきた。拠点が急速に増えており利用できる台数は1万台を超えた。各社は車種を充実し、料金やサービスでも競い合っている。駐車場代や自動車税などを負担せずに済むのも利点だ。料金の仕組みやサービスの選び方について紹介する。

東京都世田谷区に住む男子大学生Aさん(23)は最近、友人と都内のバーベキュー場に行った際、食材や飲み物の追加の買い出しにカーシェアを利用した。近隣にある拠点を調べて小型車を予約。1時間の利用でかかった料金は、タクシー初乗りと同程度の780円だった。「24時間いつでも簡単に予約できるのがいい」と話す。

交通エコロジー・モビリティ財団(東京都千代田区)の1月の調査によると、カーシェア用の車両は全国で1万2373台と1年前より4割増加。駐車拠点は7568カ所、会員は46万5280人になるという。

買い物など日常用には自宅の近隣にあるカーシェアを使い、旅行先で長時間移動する際にはレンタカーを選ぶという層もいる。「カレコ」を展開する三井物産グループ、カーシェアリング・ジャパン(東京都渋谷区)の村山貴宣社長は「カーシェアは自家用車の代わりとして定着してきた」と話す。

◇            ◇

カーシェア会社は全国に30社ほどあるとされ、首都圏などでは自宅から徒歩圏内に拠点が見つかる例も少なくない。500カ所以上の拠点を持つのは、パーク24が運営する最大手の「タイムズカープラス」、オリックス自動車(東京都港区)の「オリックスカーシェア」、「カレコ」の3つだ()。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL