2014/5/29

暮らしの知恵

女性はコーディネートも細かく見ている。たとえばポロシャツをスラックスと合わせる人がいるが、太田さんは避けてほしいと話す。

コーディネートといわれると悩んでしまう人もいるだろう。だが、難しいことではない。「要は着ている服のテイストをそろえること」と吉田さん。スーツやスラックスは「フォーマル」。ポロシャツや綿のパンツは「カジュアル」に分類される。この2タイプを合わせないのが基本だ。

これに従えば、ポロシャツとスラックスの組み合わせは不適切。ポロシャツは綿のパンツなどカジュアルなボトムスと合わせる。この基本を覚えるだけで失敗はかなり防げるはずだ。

■襟の立ち方注意

ノーネクタイの時はシャツ選びも重要。自分に合ったサイズのものを着るのはもちろん、襟の立ち方なども意識したい。ネクタイなしでワイシャツを着ると、どうしても手を抜いたような印象になりがちだ。それを避けるには、襟が立ちやすいボタンダウンやスナップダウンなどを選ぶとよい。

中でも吉田さんの一押しは「ドゥエ・ボットーニ」。襟台に2つのボタンが付いており、きちんとした印象を与える。

ポロシャツは禁止している職場もある。自分の職場だけでなく、訪問先のルールも確認して着こなそう。蛍光色など派手な色や柄は避ける。素材は綿100%が基本だ。「ゴルフ用ポロシャツは派手な色が多く、素材もツルツルしていてビジネスに不向き」(吉田さん)なので注意したい。

シャツの色はピンクや淡い青紫など女性が好む色を選ぶのも一案だ。似合う色を重視したスタイリングのサービスを展開するココカラー(横浜市)代表の都外川八重さんは「ピンクなどでも彩度が低く明度が高い、淡い色がさわやかな印象を与える」と話す。

「男性のクールビズは他者がどう見るかという視点が欠けがち」と吉田さんは指摘する。涼しさを求めるだけでなくスマートなコーディネートで、仕事相手や同僚によい印象をもたれるクールビズを目指そう。

次週は女性のクールビズのポイントを紹介する。

(ライター ヨダ エリ)

[日本経済新聞夕刊2014年5月26日付]

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