働き方・学び方

イチからわかる

日本の技術のスゴさって? 身近にある世界一

2014/3/26 日本経済新聞 朝刊

イチ子お姉さん 北陸新幹線(ほくりくしんかんせん)の新型車両(しんがたしゃりょう)がデビューしたわね。日本の伝統と最新技術の融合(ゆうごう)がテーマのようね。すごい技術が使われているのよ。
からすけ ニュースでみたよ。「和の未来」をコンセプトにしたと言ってたね。新型車両にはいったいどんな技術が使われているの?

■新幹線は「世界一」の塊

イチ子 日本が誇る世界一の技術が使われているわ。例えばネジね。3月15日にデビューした新型のE7系車両も含(ふく)めて、新幹線には「絶対に緩(ゆる)まない」ことを売りにしたネジが使われているのよ。

からすけ 緩まないネジ? ネジってきつく締(し)めたらいいんじゃないの?

イチ子 普通はそうね。でも激しい振動(しんどう)が続くといつかは緩むの。特に新幹線は時速200キロメートルを超(こ)えるから、すごく負担がかかるのよ。

からすけ 確かに外れたら大変だよね。そのネジ、どうして緩まないの?

イチ子 ネジって止めるときにナットを使うよね。ドーナツ型の。そもそもドーナツのナツはナットの意味なんだけど、このナットに工夫があるの。普通は1つの部品であるナットを、出っ張(ぱ)りのあるナットとへこんだナットの2つに分けて、それを組み合わせることでがっちり固定できるようにしたんだって。世界でも東大阪市(ひがしおおさかし)のハードロック工業という会社にしかできないそうよ。

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