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印象の良い笑顔 「割りばしストレッチ」で訓練

2014/3/6 日本経済新聞 プラスワン

例えば不安、いらだち、怒りといった感情が強いままで笑おうとしても表情は硬くなりがちで、相手に作り笑いをしていることが伝わる。嫌な気分の理由を分析し、原因を取り除く努力をしたい。原因が解消しなくても「幸せに生活するためには、嫌なことをいつまでも考える必要はない」と自分に言い聞かせるとネガティブな気持ちが次第に薄れていくという。

顔の筋肉と心の両面で準備が整ったら段階を踏んで好印象の笑顔を目指そう。第1段階の「笑顔1」では口角だけをわずかに上げる。「り」と言って口を閉じるのがコツ。上下の歯がくっつかず、顔の筋肉全体の力を抜くことができる。

どちらかといえば真顔に近いが「笑顔が苦手な人はこれだけでもいい」と広瀬さん。ふだんの外出や仕事のときにこの顔を意識して過ごせば、印象が変わるという。

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「笑顔2」は口角をさらに引き上げ、頬の筋肉を上に持ち上げる。口の両側にできるほうれい線が「八」の字を示すイメージで、ほほえんでいると認知できる笑顔だ。「大切な人と会う約束している場合に笑顔2で待っていると、会った瞬間に良い印象を与えることできる」と広瀬さんは助言する。

「笑顔3」はさらに頬を引き上げ、上の歯だけを6~8本見せる。「笑顔4」は口角を目尻に向かって最大限に引き上げる。感情のこもった満面の笑みだ。上の歯を8~12本見せるよう意識しながら、目元はリラックスさせることがポイント。

「笑顔は自分のものではなく、人に差し上げるものと考えよう」と広瀬さんは話す。自分の笑顔で相手を幸せな気持ちにしたり、元気を与えたりできる。そう考えて笑顔の練習を始めてはどうだろう。

(ライター 上田 真緒)

[日経プラスワン2014年3月1日付]

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