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自分好みの日本酒見つけよう 味と香りで4タイプ

2014/2/18 日本経済新聞 プラスワン

冬は日本酒造りの最盛期。すっきりとした淡麗系や、ほんのり米の甘みを感じるものなど、全国の酒蔵で魅力的なお酒が造られている。最近は発泡タイプが人気上昇中のほか、日本酒に力を入れる飲食店も国内外で増えている。日本酒の基本を学び、自分好みの1本を見つけよう。

■発泡性の日本酒も人気

「自分の好みはどんな味だろう?」。ザ・リッツ・カールトン東京(東京都港区)の日本料理店「ひのきざか」で、2月から提供を始めた「利き酒セット」(2000円)が好評だ。日替わりの3種類を、利き酒師の説明を聞きながら飲み比べできる。

3銘柄の利き酒ができる和食店も(東京・赤坂の「ひのきざか」)=写真 編集委員 塩田信義

友人と来店した都内在住の会社員、青木葉子さんは、風味の違いを楽しんだ。「こんなに味が違うなんて、びっくり」

日本酒を造る酒蔵は全国に1500カ所以上あり、4万~5万種の銘柄が存在する。このうち一定の条件を満たしたお酒は、ラベルに「純米酒」「大吟醸酒」などの「特定名称」を書くことができる。特定名称は酒造りの際に米を削った割合(精米歩合)などの基準に応じて8種類ある。

アルコールを添加せず、米と米麹(こうじ)のみで醸造したお酒を「純米系」という。米由来のふくよかなうまみが特徴で、日本酒の原点といえる。一方、醸造アルコールを添加したものには「本醸造酒」「吟醸酒」などがあり、すっきり透明感のある味が多い。

写真=編集委員 塩田信義

日本酒を味と香りで4タイプに分ける方法も目安になる。華やかな香りの「薫(くん)酒」、フレッシュで軽快な味の「爽(そう)酒」、どっしりとしたコク、複雑な香りの「熟酒」、まろやかな米のうまみがある「醇(じゅん)酒」だ。

それぞれには相性のよい料理がある。薫酒はヒラメの昆布締め、山菜の天ぷらなど素材の味を生かした料理、醇酒は筑前煮や酢豚、ステーキなどコクのある料理と相性が良い。

日本酒のアルコール度数は15%ほど。「強すぎる」と思う人は、低アルコールタイプを試してもいいだろう。

最近は発泡性の日本酒も人気だ。たとえば宝酒造の「澪(みお)」はアルコール度数が5%。ほんのり甘口で女性にも飲みやすい。発泡性の日本酒は米国など海外での人気も高まっている。

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