貼るだけで贈答品の装い 「こころふせん」
お役立ちグッズ
最近ユニークな付箋が増えている。ちょっとした贈り物をするときに、家族や仲間にさりげなく気持ちを伝える助けになるのが、マルアイ(山梨県市川三郷町)が販売する「こころふせん」だ。
縦長の紙にちょう結びなど水引を描き、一見、小さな祝儀袋風。上半分に「ありがとう」「ほんのきもち」「おつかれさま」といった感謝や挨拶の言葉が添えてある。これを土産やおすそ分けの品の表面にぺたっと貼れば、気軽ながらも贈答品らしい雰囲気が出る。
開発のきっかけも、同社の女子社員が同僚に菓子を差し入れる際に、付箋に水引を書き加えたことだった。余白に自由に名前を書いたり、メッセージを加えたりできる。ビニール袋や樹脂の容器など通常の付箋が貼れる素材に問題なく使える。紙の色にわずかに黄みを加えて、ぬくもりのある見た目にしたという。
「おおきに」「まいど」などが印字してある西日本版も販売。菓子などに巻いて使える大判タイプもある。
(ライター 奥井 真紀子)
▽種類=スタンダード版(幅2.5×長さ7.5センチ)11種、大判(幅7.4×長さ5センチ)3種
▽取扱店=雑貨店「KONCENT(コンセント)」ほか。問い合わせはマルアイ(電話050・3360・5360)
[日経プラスワン2013年12月28日付]
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