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五輪で実感、プレゼンの重要性 成功の4カ条

2013/10/17 日本経済新聞 プラスワン

 2020年夏季五輪の東京開催を勝ち取った日本の招致委員会によるプレゼンテーション。プレゼンの重要性を再認識した人は多いのではないだろうか。仕事で取引先などにプレゼンするとき、どうすれば聞き手の心を動かせるのか。ビジネスの成否を分けるスキルの基本を達人に聞いた。

 まず良いプレゼンとは何かを確認しておこう。「論理的にプレゼンする技術」の著書があり、設計エンジニアの平林純さんは良いプレゼンは3段階あるという。(1)相手に自分の提案を伝える(2)内容を相手が理解する(3)相手に自分の提案に沿った行動をしてもらう――の3つだ。

 多くの人は(1)までしか考えず、正しく伝えさえすればいいと考えているという。相手が理解できるよう分かりやすく伝えることが大切で、最終的に行動してもらって初めて成功といえる。

 この3段階をクリアするのに必要なのがプレゼンの内容や話し方を工夫すること。まず事前の調査をしっかりやりたい。「聞き手はどんな人で、どんな考え方をするか。どんな状況で、何を欲しているかを徹底的に調べよう」と助言する。

 プレゼンの構成も考えたい。ポイントは聞き手の集中力に配慮すること。平林さんによると、集中力が高いのはプレゼンの冒頭1~2分と終わる瞬間だという。起承転結の順で話すと、聞き手の集中力が結論まで続かない。「冒頭でアウトラインと結論を示し、最後にキーワードを繰り返すと相手の心にしっかり届く」と平林さんは話す。

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