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くらし&ハウス
暮らしの知恵

2013/9/12

暮らしの知恵

植木さんが勧めるのは糖質やミネラルを含むドライフルーツ。頭が疲れたときに食べるとリフレッシュできる。ナッツ、調味梅漬けも歯ごたえがあり、頭の活性化に一役買う。「いずれも保存しやすいので、デスクに常備しては」と植木さん。袋から直接つままず、1回分ずつ小分けにして食べれば適量を守れる。

南さんによれば「洋菓子より豆類のあんや寒天を使った和菓子がお勧め。糖質をエネルギーに変えるビタミンB群、腹持ちをよくする食物繊維も含む」。ビタミン、ミネラルの豊富なカットフルーツもよい。

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 飲み物も一工夫したい。夏バテしているときは缶入りの甘酒やコーンスープが役立つ。甘酒は冷やしておき、かんきつ系の果汁をたらすと、よりさっぱりと飲める。

また外回りから帰ってきたとき、意外に頼れるのがインスタントみそ汁だ。「かつおだしを飲むと疲労感が和らぐ。みそで汗で失った塩分も補給できる」(南さん)

残業中、空腹がつらくなったら、どうすべきだろう。

たとえば深夜に帰宅してしっかり夕食をとるより、午後7時頃に少し食べ、帰宅後はごく軽くすませる方法もある、と植木さん。少し食べる食品をコンビニで調達するなら「肥満が気になる人はバターやマヨネーズを使ったサンドイッチより、おにぎりが向く。サケ、タラコ、納豆など炭水化物の代謝を高めるビタミンB群の具が入ったものを選ぼう」。自宅で作り、冷凍したものを持っていく場合は玄米、雑穀などを入れたい。

プチトマトや旬の果物、ヨーグルトなども食べると、より栄養バランスがとれる。たんぱく質源には、脂肪分が比較的低いプロセスチーズなどがよい。

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 「お酒を飲む前はニンジンなどを使った野菜ジュースを、飲んだ後に仕事する場合はしじみ汁を飲むと、肝臓の働きがよくなる」(植木さん)。レトルトパウチのシジミをインスタントみそ汁に加えれば、簡単に用意できる。

職場付近のスーパー、健康食品店などを探しておくと、メニューも広がり、より間食ライフが楽しめそうだ。

(ライター 西川 敦子)

[日経プラスワン2013年9月7日付]

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