働き方・学び方

イチからわかる

介護保険って何? 費用膨らみ制度見直し

2013/8/28 日本経済新聞 朝刊

イチ子お姉さん 手助けが必要なお年寄(としよ)りのお世話をする介護保険(かいごほけん)の制度が見直されるわ。今のままだとお金が足りなくなるかもしれないそうよ。
からすけ 保険の仕組みってちょっと難(むずか)しそう。隣(となり)のおばあさんはヘルパーさんが家事を手伝っているけど、お金は誰(だれ)が払っているのかな。

■手助け必要な人、皆で支援

イチ子 最初は保険の話からね。人はいつか事故や災害(さいがい)にあう危険があるでしょ。その危険に備(そな)えて、あらかじめたくさんの人がお金を出し合い、事故や災害にあった人にお金を払うのが保険の仕組み。みんなが出すお金を保険料というわ。

からすけ 生命保険や火災保険とかはよく聞くけど。

イチ子 生命保険と火災保険は民間の会社が運営していて、保険に入るか入らないかは個人の自由よ。うちの隣のおばあさんが入っている介護保険は、国民みんなが入る社会保険という国の制度の一つ。病気の治療(ちりょう)で必要な健康保険もそう。お金の面で、社会全体で支え合うのが社会保険ってことね。

からすけ 僕も介護保険の保険料を払っているの?

イチ子 介護保険は原則、40歳以上の人が払うわ。お父さんは毎月のお給料から差し引かれるの。64歳までの人はだいたいこのパターン。65歳以上のお年寄りは、老後の生活資金として国が支給する年金から引かれるわ。お給料と年金の額は人それぞれ。受け取る額が多ければ、納(おさ)める保険料も多くなるの。

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