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朝・夕刊の「W」

山ガールデビュー今がお薦め 写真・グルメ満喫 富士山は慣れてから

2013/7/30 日本経済新聞 プラスワン

富士山が世界遺産に登録され、この夏は登山人気が一段と高まっている。新鮮な空気を吸って、美しい景色や花を撮影、そして温泉やグルメ……。登山には女性が楽しめる要素がたくさんある。日焼けや虫などの対策を施しつつ、楽しく登山を始める方法を紹介する。

■自然・グルメ・温泉満喫

7月中旬、東京都八王子市にある高尾山の山頂は登山客でにぎわっていた。同僚と2人で訪れた高野京子さん(30)は「普段見かけない花や草を見て盛り上がった。会話も笑顔もいつもより5割増しです」とほほ笑む。

スケジュールに余裕を持って行動し、写真撮影や景色をゆったりと楽しむのが山ガール流(東京都八王子市の高尾山)=写真 首藤達広

リフトで途中まで上り、山頂まで歩いた時間は1時間半。一般的な所要時間の2倍だ。頂上を真っすぐ目指しがちな男性に比べ、道中を楽しむのが女性の特徴という。

女性で初めてエベレストに登頂した登山家の田部井淳子さんは「土や草花の香り、鳥の鳴き声など自然を味わうのが山の醍醐味。急いで歩くのはもったいない」と話す。

楽しみ方は人それぞれだが、カメラは必需品だ。草花や鳥、昆虫など小さな被写体は、なるべく近づいて撮影すると特徴が出る。交流サイト(SNS)やメールを使って、友人に写真を紹介すると思い出を共有できる。

グルメも満喫したい。山小屋のメニューはレトルトカレーやカップ麺が定番だったが、最近では鍋焼きうどんやケーキなど独自色が出てきて面白い。下山後の温泉が楽しみという女性も多い。

夏の山上は涼しく快適。登山デビューは今の時期がお薦めだ。「一歩ずつの山歩き入門」著者の四角(よすみ)友里さんは「最初は、観光地として有名な場所を選ぶとよい」とアドバイスする。

関東付近では高尾山や上高地、関西では六甲山などが挙げられる。道路やロープウエーが整備され、比較的短時間で頂上に着く。道中に売店やトイレが多く安心だ。

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