2013/7/18

暮らしの知恵

訪問先で羽織る上着にはモヘアを使ったトニックという生地が向く。薄いがハリがあり汗に強い。くだけた場なら麻や、波状のうねりがあるシアサッカーがぴったりだ。スラックスより濃いめの色を選び、移動中は腕にかけると、引き締まった印象になる。

今年はネクタイを省略せず、ニットや麻、綿など夏らしい素材で涼感を演出する人も増えてきた。ただカジュアルなネクタイは敬遠したほうがよい場合もあるので注意。移動中などに外すときはネクタイケースに入れるとシワにならない。

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一方、女性のクールビズのポイントは何だろう。環境省国民生活対策室の矢崎孝治さんは「男性にも言えることだが、動脈の通っている首、手首、足首の『3首』の風通しをよくするのが重要」と話す。首元やウエストを締め付けないデザインや、半袖の服などを選びたい。

「営業職の女性は外回りで汗をかきがちだ。着替えのインナーをカバンに入れておき、こまめに制汗スプレーを。自宅で丸洗いできるスーツも重宝する」(太田さん)

吸汗性などに優れた機能性下着も便利だ。汗染みや臭いを防げるので、速乾性、涼感のあるタイプがいい。男性はステテコやロングトランクスをはくと、スラックスの汗ばみを防げる。

汗でシワになった衣服には衣類用シワ取り剤をスプレーしておこう。スラックスはベルトをつけたまま折り目に沿って畳み、ハンガーのクリップに挟んで逆さにつるすときれいに伸びる。こまめな手入れもクールビズの秘訣だ。

(ライター 西川 敦子)

[日経プラスワン2013年7月13日付]

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