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「臭わない」部屋干し術 40通りで徹底比較 最強は「除湿+扇風機」

2013/6/28 日本経済新聞 プラスワン

 梅雨の時期、室内に洗濯物を干してもなかなか乾かなくて困る。乾いても衣類から嫌な臭いがして不快になることが多い。少しでもそんな機会を減らしたい。洗濯の方法や干し方をいろいろ試し、部屋干しでも臭いのつきにくい方法を探し当てることにした。

 梅雨時の洗濯物は、皆さんどう乾かしているのだろう。洗濯機の乾燥機能は便利だが、記者(34)は室内に干して乾かす部屋干し派。生活トレンド研究所が4月に実施した調査によると、梅雨時の部屋干し派は43%に上る。「節電のため室内で自然乾燥をする家庭が多い」と家事アドバイザーの毎田祥子さんは話す。

■繊維の中に雑菌 高温多湿で繁殖

 風呂上がりにタオルで顔をふいてモワッとした臭いが漂い、がっかりした経験が何度もある。部屋干しで臭いを出さないようにするにはどうすれば良いか。花王の生活者研究センターリサーチリーダーの弦巻和さんに相談した。

 「臭いの原因は雑菌です。しっかり洗っても繊維の中に雑菌は残り、部屋干しの高温多湿で繁殖しやすくなるのです」と弦巻さん。一般に雑菌は60度以上の温度で死滅するといわれ、70度くらいまで上がることもある日光干しは殺菌効果がある。逆に部屋干しはぬれた状態が長時間続き、雑菌を増やすリスクが高い。

 「臭いを防ぐには洗濯物の汚れをしっかりとって、とにかく早く乾かすこと」(弦巻さん)。衣類と衣類の間を握り拳1つ分あけて風通しを良くする。加えて扇風機で風を当てたり、エアコンの除湿機能や除湿機を使って湿度を下げるなど機器の活用を勧める。

 基本的なことは理解できた。だが、幼い子どものいる我が家では毎日大量に汚れ物が出て、衣類の間隔を十分にあけて衣類を干せるようなスペースは確保できない。衣類の間隔をあけずに部屋干ししても、臭いが出にくい方法を探りたい。

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