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オンラインで即入手 楽譜アプリが演奏練習を支援 演奏位置表示や譜めくりも自動で

2013/6/14 日本経済新聞 夕刊

タブレット(多機能携帯端末)を使って、本や音楽などを楽しむことが増えてきた。所有する書籍をスキャナーで電子データに変え、タブレット上で読む「自炊」にいそしむ人もいる。そんな中、電子化が進んでいるのが「楽譜」。オンラインですぐ入手できる上、保管場所に悩んだり、何冊も持ち歩いたりする必要がなくなる。専用アプリを使えば、より音楽に親しめる。

楽譜を表示するiPad(アイパッド)向けアプリが充実しているので紹介しよう。

■画面上に矢印表示

演奏者の「お供」として重宝するのが練習支援機能。ファン・タップの「フェアリー」は現在の演奏位置を楽譜上に矢印で表示、演奏が止まると矢印も止まるようになっている。ピアノや電子ピアノの演奏音の音程、音階をリアルタイムで判断し、楽譜のどの部分に該当するかを見つける仕組みを利用する。

電子ピアノ内の曲に連動して楽譜を表示、自動で譜めくりするヤマハのアプリ

フェアリーを利用する大阪府在住の女性は「自分の練習向けのほか、子どもにアニメの曲を弾いて聞かせるのに使う。どこを弾いているか目で見て分かるのが楽しいらしく、自分も右手だけ弾いてみたいと音楽に興味を持つようになった」と話す。

ヤマハ「EZ-J220 Page Turner」とローランド「ピアノ・パートナー」の両アプリはパートごとの音のオンオフが可能で、「右手パートだけ音を鳴らして左手の練習をする」など弾き手に合わせた練習ができる。

河合楽器製作所の「PDFミュージシャン」とプラスアドの「piaScore」は楽譜に直接書き込める機能がある。間違いやすい箇所や強調して弾く箇所を記録しておくわけだ。フェアリーの上位版アプリは、オンラインストレージサービスの「ドロップボックス」と連携しており、同じアプリの利用者であれば書き込み内容を共有できる。ピアノ教室の先生がレッスン中に楽譜に書き込んだ内容を、生徒が家で見返すといった使い方を想定している。

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