家族構成が固まったら…収入保障保険で掛け金抑制

一家の大黒柱が心配なのは自分に万が一の事があったときの家族の生活だろう。これに応えるのが生命保険の死亡保障。最近は「収入保障保険」に関心が高い。掛け金を抑え、契約者の年齢に応じて保障するのが特徴だ。保険金の目安や商品の選び方などを確認しておこう。

「2人目の子どもが生まれたのをきっかけに妻に相談したら、毎月20万円あれば生活できるというので……」。千葉市在住の会社員、Aさん(32)は3月、NKSJひまわり生命保険の収入保障保険「家族のお守り」に加入した。契約期間はAさんが65歳になるまで。Aさんが亡くなったり、高度障害になったりすると、それ以降、契約期間の満了まで家族に毎月20万円の保険金が支払われる。

子どもが幼いうちにAさんに万が一の事があれば契約期間の満了までに支払われる保険金の総額は大きく、Aさんが年齢を重ねて子どもが成人し、契約期間の満了が近づくと総額は小さくなる。年齢と保険金総額の関係をグラフにすると三角形になる。

一方、同じ掛け捨ての死亡保障でも「定期保険」は四角形になる。契約期間中に万が一の事があれば年齢に関係なく、一定の保険金が支払われるからだ。保険会社にとって四角形よりも三角形が保険金の支払い負担は少ないので、収入保障保険の月々の掛け金は安くなると理解しておこう。

ファイナンシャルプランナー(FP)の竹下さくらさんは収入保障保険について「毎月いくらという保障なので生活設計がしやすく、いきなり大金を手にして運用方法などで悩む心配がない」とメリットを指摘する。保険コンサルタントの後田亨さんも「家族構成が固まり、もう子どもが増えない人には勧められる」という。

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