足のトラブル防ぐ ハイヒール選び4つのポイント

靴擦れで痛むかかとにばんそうこうを貼り、購入店に合わない靴を持参した。「少し大きいみたいですね」。無料で中敷きを入れてくれたので、翌日、我慢して履いてみた。朝はぴったりしていたが、たくさん歩いた夕方になると、中敷きがへたってかかとがこすれるようになった。再度、靴店に持参すると、今度は中敷きを3枚詰められた。さすがに甲部分が窮屈だ。

ドラッグストアで透明のジェルパッドも買ってみた。つま先部分のズレ防止にはなるが、かかと部分の不安定感は変わらない。

修理専門店で なじんだ状態に

靴箱をのぞくと、新品同様で眠っているものが何足もある。何とか履けるようにならないだろうか。

修理専門店、靴専科(東京都文京区)の大友良祐研修トレーナーに相談した。

「100人いれば100通りの足の形がある」。同店では客の足の形や、履いた状態を見て、靴を足の形に近い状態に調整してくれる。記者が持参したきつくて履けない靴は、専用の機械で甲の部分を広げ、ブカブカの靴の底には足の凹凸に合わせた中敷きを入れてくれた。どちらも2千円前後だ。

「靴は履き続けて半年ほどで自分の足の形になじんでくる」(大友さん)。素材別でも牛皮やスエードはなじみやすく、逆にエナメルや布地は伸びにくく足が痛くなりやすい。違和感のある靴も、あきらめないで修理専門店に相談すれば履き心地が改善することもある。我慢せずに、足元のおしゃれを楽しみたい。

記者のつぶやき
痛くならないために足指のケアも習慣にしたい。先細のハイヒールを履いていると、つま先の血行が悪くなり、筋肉や腱(けん)も縮こまる。高山医師は「帰宅後、靴を脱いだらすぐ足指の間を広げて、ストレッチをしましょう」と話す。
マッサージや足指が開くソックス、指先のじゃんけん運動などで、1日がんばった足をいたわりたい。
(佐々木たくみ)

[日経プラスワン2013年5月4日付]

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