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「何でも5分で決める」ルールで休み上手に 頭を切り替えリラックス

2013/5/2 日本経済新聞 プラスワン

今年の大型連休は前半と後半にわかれ、休みの間に3日間の平日をはさむ。休日にも仕事が気になってしまう「休み下手」な人もいるだろう。仕事を効率よくこなすためには、休日にしっかり休むことも大切だ。頭を「仕事モード」から簡単に切り替えて、リフレッシュするコツを達人に聞いた。

動画共有サイトを運営するドワンゴなど複数の会社の取締役を務め、慶応大学客員教授でもある夏野剛さんは、さまざまな仕事が同時進行するのが当たり前の日々を送っている。平日は多忙だが、休日は基本的に家族と過ごし、メリハリをしっかりとつける。「休日に仕事のことを考えてしまう原因は、仕事を持ち越すからだ」という。

「私はあらゆることをその場で5分で決めて、持ち越しません。『5分で決められないことは5日かけても決められない』がポリシー」と話す。例えばある会社の会議で何か課題を示されたら、5分で決断する。いったん決めたら、その方向にまい進する。

5分で決断できないのは、情報量が不足して決断に至るまでの材料がそろっていないときだ。材料がそろうまでは考えること自体に意味がない。だからもう考えない。つまり「5分で決める」、もしくは「今は考えないと決める」のどちらかに決めてしまうという。そうすれば休日、仕事のことは忘れられる。

頭を切り替えるために、意識して仕事を忘れることも効果的だ。例えば深堀ヨガスクール(東京都新宿区)を主宰する深堀真由美さんは、レッスンを始める前に生徒に「内観」させる。内観とは自分の内側に意識を向けること。仕事や家事を頭から切り離し、集中させるためだ。

内観の基本のポーズは「安楽座(あんらくざ)」。あぐらをかいて背筋を伸ばし、手のひらを上に向けて膝の上に置く。目を閉じて「頭のてっぺん、首、肩……足の裏、足の指一本一本」と、上から下まで隅々に意識を向けて集中する。

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