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イチからわかる

中国で鳥インフルエンザ ウイルスの正体は?

2013/4/24

イチからわかる

イチ子お姉さん 中国で鳥インフルエンザにかかる人が増えているわね。「H7N9」っていうタイプのウイルスが鳥から人に感染(かんせん)しているそうよ。
からすけ なんだか暗号みたいだね。ウイルスってよく聞くけど、目には見えない大きさなんだよね。細菌(さいきん)と同じようなものなのかなあ。

細胞内に侵入、高熱の原因

イチ子 ウイルスも細菌も「微生物(びせいぶつ)」というグループの仲間よ。でも増える方法がちがうの。細菌は自分で細胞(さいぼう)の分裂(ぶんれつ)をくり返して増える。でも、細菌よりもっと小さいウイルスは自分の力だけでは増えることができないの。

からすけ じゃあ、どうやって増えたり、人にうつったりするの?

イチ子 ウイルスは自分をコピーして増やす設計図を隠(かく)し持っていて、人間や動物の細胞に入りこんで、その場所を工場のように使って自分を増やしていくのよ。

からすけ ほかの細胞に侵入したときだけ増えるの?

イチ子 そう。ウイルスが隠し持つ設計図が「遺伝子(いでんし)」。細胞に侵入して増えるのが「感染」。細菌は1個が2個に、2個が4個にというように段階的に増えるけど、ウイルスは一気に10万倍に増えることもあるのよ。感染したウイルスは人や動物の細胞を傷(きず)つけて、高い熱を出させることがあるわ。

からすけ ウイルスにもいろんな種類があるの?

イチ子 例えばノロウイルスっていう、おなかを悪くするウイルスの名前は知ってるでしょ。同じウイルスでも、インフルエンザウイルスにはいろんなタイプがあるのよ。

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