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暮らしの知恵

へそから指3本下の高さに 疲れないバッグの持ち方

2013/4/18

暮らしの知恵

通勤、通学、買い物に、毎日携えていくバッグ。「重くて肩が痛い」「歩くときに邪魔」などと感じることもあるのではないか。我慢して使い続けると、悪い癖がついて体がゆがんだり、疲れや凝りを誘発したりすることもある。どのように持てば体への負担を減らせるのか、専門家に聞いた。

外出時は身軽がいいとわかっていても、つい心配でバッグにあれこれ詰めてしまう。最近はノートパソコンやタブレット(多機能携帯端末)も持ち歩くようになり、女性も男性もバッグは大きく、重くなる傾向にあるという。

重いバッグを持てば体に負荷がかかる。「重いものを持つと、それが落ちないように人は無意識に体を傾け、バランスを取ろうとする」と、元気計画治療院(東京都港区)の鍼灸(しんきゅう)指圧師、朝日由美子さんは話す。

例えば重いショルダーバッグを左肩に掛けると、左肩に力が入って持ち上がり、右肩は落ちて少し前に出ることが多い。さらに左側の骨盤が持ち上がり、体が右に傾く。このとき頭は真っすぐに保とうとするため、背骨が湾曲することになる。

リュックの場合は、荷物の重さで後ろに引っ張られ、腰が弱い人は体が反りぎみに、腹筋の弱い人は猫背になることが多い。「不自然な姿勢が続くと、肩凝りや腰痛だけでなく、背骨がゆがんだり頸椎が傷んだりすることもある」(朝日さん)

ファッションを重視して、ショルダーバッグやリュックのベルトを長くする人もいるが、ベルトが長くなればバッグの振り幅は大きくなり、重さも感じやすくなる。

どんな形のバッグでも、体への負担を減らすコツは、体に密着させて持つことだ。荷物は体の重心近くにあると安定する。体の重心は、へそから指3本下あたりにあるとイメージするとよい。その高さにバッグがくるよう、ベルトの長さを調整しよう。

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