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ネット銀では無料も 銀行手数料を安く抑えるコツ

2013/4/17 日本経済新聞 プラスワン

新年度を迎え、家計管理と同時に見直したいのが普段使う金融機関の手数料だ。新しい環境で振込先や引き落とし契約が変わることも多い。ネット銀行は概してメガバンクに比べ手数料を低く抑えている。その特徴を押さえると、もっと使い勝手が良くなりそうだ。
携帯電話を使った振り込みサービスは広がっている

「840円と聞いて、思わず引き返した」と話すのは、東京都在住の佐山恵美さん(仮名、45)。子どもが私立高校へ進学するための入学金を振り込もうと、最寄りのメガバンクの窓口を訪れた。振込先の銀行は都内に支店が少ないためだ。学校側に振り込んだ日付印の入った控えを提出する必要もあった。

だが、窓口で手数料の高さに驚いた佐山さんはすぐに学校に連絡。金融機関の日付印がなくても、確実に振り込んだと分かる画面のコピーがあれば、ネット銀行からの振り込みでも構わないとの了解を取り付けた。携帯電話を使って振り込みの手続きをするじぶん銀行のサービスを使い、「手数料は270円と約3分の1で済んだ。安いに越したことはない」と笑う。

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4月は学費や塾費用、習い事の月謝などでお金を振り込む機会が増えやすい。メガバンクでもATMやネットバンキング、テレホンバンキングのいずれかを使えば、振込手数料は窓口より低く抑えられる。会員になれば条件付きで無料になるケースもある。だが総じて手数料を安くするなら、ネット銀行を活用するのがいいだろう。

主なネット銀行の振込手数料をみると、自行あてはジャパンネット銀行とセブン銀行以外は無料だ。一般的に利用機会が多いとみられる他行あての場合、住信SBIネット銀行は1回当たり150円。メガバンクの窓口での手数料に比べると、かなり低い。

「月に何回も振り込みはしない」という人なら、大和ネクスト銀行やソニー銀行も検討してみたい。住信SBIと大和ネクストは月に3回まで手数料が無料。ソニー銀は1回まで手数料をキャッシュバックする。

大和ネクストは他行の本人名義の口座あての振り込みなら、楽天銀行を除き手数料が無料だ。「投資資金の移動などで使ってもらいやすくするため」(同行)という。

いくら振込手数料が安くても、普段の入出金の手数料がかさんでは元も子もない。振り込みと並んで使うことの多いATMの入出金手数料をみてみよう。

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