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起きてすぐはNG カミソリ負けしないひげそり術 深酒の翌日も注意

2013/4/19 日本経済新聞 プラスワン

 男性が日課としているひげそり。さっぱりそると晴れやかな気分で出勤できる。肌が弱い人にとって悩みのタネなのが、カミソリ負けだ。そった後に肌が炎症し、出血することも多い。ひげが濃く、いつもカミソリ負けしている記者(35)が肌に優しいそり方を探った。

 まずは久しぶりに、電動シェーバーを試してみる。ヘッドに刃が4枚付いたタイプで、1万円ほどの物を使った。電動シェーバーは水いらずで手軽。出血もほとんどせず、カミソリ派の記者にとっても魅力的だ。

 あごからもみ上げにかけて動かすと、ジョリジョリと頼もしい音が鳴る。気を良くしてどんどんそっていく。そり終えるのに5分もかからず、いつもの半分以下の時間ですんだ。

 ただ、鏡ではきれいにそれているように見えたが、あごに触るとザラザラした感触が残った。所々そり残しもあり、ムキになって何回もシェーバーを当てるとヒリヒリしてしまった。手軽さは頼もしいが、ツルツルにそりたい記者にはカミソリが向いているようだ。

 よく見るT字型のカミソリにも様々な種類がある。特に買うときに悩むのが刃の枚数だ。2枚刃の使い捨ての物から、5枚刃の替え刃タイプまであり、枚数が増えると値段もあがる。

■刃増えるほど 肌荒れにくい

 値段が高ければ効果も期待できそうだが、実際はどんな違いがあるのか。顔の右半分を5枚刃のカミソリで、左半分を使い捨ての2枚刃でそって比べてみた。

 シェービングクリームをつけた顔に5枚刃を当てていくと、滑らかな感触で驚いた。ひげの生えている向きにそり、カミソリを上から下に動かす「順ぞり」では、肌に引っかかることもない。ただ、下から上にそり上げる「逆ぞり」では、鼻の下やあごの下のひげをそるのに手間取り、肌が赤くはれてしまった。

 一方、2枚刃はジョリジョリとそる音も大きく、いかにもひげをそっている感覚がある。順ぞりは問題はなかったが、逆ぞりで大きな差が出た。所々で肌にひっかかり、2カ所で出血した。鏡で見ると一目瞭然で、5枚刃側に比べ、はれている所も多く、痛々しい。

 刃の枚数が違うと、なぜこんなに違いが出るのか。カミソリメーカー大手のP&Gジャパンに聞くと「刃の枚数が多い方が、肌にかかる圧力が分散され、あれにくくなる」という。肌が弱い人は、刃の枚数が多いカミソリを選んだ方が良さそうだ。

 だが、5枚刃で何度試してもカミソリ負けしてしまう。道具に頼るだけでは限界がある。プロにそり方を見てもらおうと、理容師などで組織するヒゲ倶楽部の特別技術委員で、バーバーショップタケダ(東京都調布市)店長の竹田秀樹さんを訪ねた。

 普段通り、肌に負担をかけないよう優しく小刻みにカミソリを動かしていると「もっと大胆に。1回のカミソリのストロークを大きくして」と竹田さんの声が飛ぶ。

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