マネーフォワードだけではない。NTTコミュニケーションズの「OCN家計簿」やイー・アドバイザーの「MoneyLook(マネールック)」も、複数の金融機関や証券会社、ネット通販サイトの情報を自動収集し、資産の「見える化」が手軽にできる。

銀行口座などの情報は不要、日々の現金の出費だけ管理したいという人には、家計簿アプリが便利だ。その一つ、「おカネレコ」は長続きするように、面倒な入力作業を極力減らした。初期設定は不要で、日々の入出金もカテゴリーを選んで金額を入力するだけ。入力したデータは、円グラフなどで自分の出費を確認できる。

同アプリを提供するスマートアイデアの江尻尚平社長は「400人弱のスマホユーザーに調査したところ、44%の人が家計簿をつけようとしたが諦めてしまった経験がある」と話す。

■どこに無駄遣い、他人と比較も

金額の入力も面倒という人には「ReceReco(レシレコ)」がある。レシートをスマホのカメラで撮影すれば、購入日時や商品名、価格が自動入力される。読み取り精度は96%で手入力もできる。

もっとも、入出金や資産を正確に把握するだけでは、家計のスリム化にはつながらない。無駄遣いしているところはどこなのか、分析することが大切だ。クラウド家計簿サービス「Zaim(ザイム)」は性別や居住地域などを登録すれば、自分と同じような属性の人と「食費」など項目別に自分の出費を確認できる機能がある。OCN家計簿と連携しており、併せて使うと日々の現金出費を反映できる。近々、レシート読み込みや自動の項目分類機能も追加予定という。

このほか、銀行口座のオンラインサービスに家計簿機能が付いているところもある。自分の生活スタイルに合わせて、上手に使いこなそう。

(電子報道部 杉原梓)

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