MONO TRENDY

デジタルライフ

イベント運営、ネットで楽々 告知からチケットまで

2013/3/29 日本経済新聞 夕刊

来週から新年度。新しく加わったメンバーの歓迎会を開く職場も多いだろう。そんな時に幹事が重宝しそうなイベント支援サービスが増えている。交流サイト(SNS)などを通じて開催を告知でき、会費集めや出欠管理を簡単にする機能もあるため、開催者の運営負担が軽くなる。IT(情報技術)系の勉強会などで使われてきたが、最近は歓送迎会や音楽イベントなどへの活用も目立つ。

スマホで電子チケットを確認し、イベント受け付けが簡単に (東京都渋谷区)

慶応義塾や法政など首都圏にある10以上の大学の学生でつくる団体「SEEK」が都内で23日に開いた新入生の歓迎パーティーには約400人が集まった。チケットの大半は紙に印刷してSEEKのメンバーらが販売したが、一部はイベント支援サービス「PeaTiX(ピーティックス)」経由で電子チケットとして販売した。フェイスブックやツイッターを通じて仲間にイベントを知ってもらい、参加者を募った。

■QRコードで入場

料金は男性が3000円、女性が1500円だが、前払いのため当日にお金のやりとりはない。スマートフォンなら電子チケットを保存でき、利用者はイベント会場で画面に表示するQR(2次元)コードと受け付け番号を見せるだけで出席確認ができる。QRコードはチケット購入者一人ひとりに発行するため、なりすましも防げる。

幹事団の一人、安部直樹さん(22)は「ピーティックス経由で売ったチケットは受け付けが非常に楽だった」と話した。利用手数料は事前決済の機能を使うと1人当たりチケット金額の2.9%+70円。同サービスを提供する米PeaTiX(カリフォルニア州)が、個人も使いやすいよう2月に6%+70円から引き下げた。「手数料が下がったので、我々のような学生も利用しやすい」と安部さん。

ピーティックスは2011年5月にサービスを始め、累計利用件数は約6000件。同社によると参加人数が50人以下のイベントが大半を占めるが、集客した人数は合計で10万人を上回った。

MONO TRENDY 新着記事

MONO TRENDY 注目トピックス
日経クロストレンド
PayPay100億円還元策の舞台裏 景表法の限界に挑戦
日経クロストレンド
席で注文できるマクドナルド 新キャッシュレス体験
日経クロストレンド
ファミマ新決済の全貌 したたかなキャッシュレス戦
日経クロストレンド
スタバの「スタアバックス珈琲」 成功の裏側
ALL CHANNEL