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職場の知恵

上司への相談は気楽に 実践マナー塾

2013/3/21 日本経済新聞 プラスワン

仕事のなかで、上司に上手に相談できない人が増えているように感じます。最近の職場は正社員だけでなく、さまざまな立場の人が一緒に働いていることもあり、必要以上に遠慮して、消極的になることも多いかもしれません。

しかし、仕事をきちんと完成させるには、上司への相談は不可欠です。気軽に声をかけ、気持ちよくこたえてもらうには、何に気を付けたらいいのでしょう。

新人の頃、緊張して「誠に申し訳ありません。ご相談させていただきたいことがあるのですが、ただいまお時間よろしいでしょうか」と丁寧にうかがったことがあります。相談内容を説明すると「なんだそんなことなら、もっとさっさと言いなさいよ。何事かと思ったよ」といらいらさせてしまい、気付きました。

そう、ちょっとした質問や相談は「あのぉ(すみません)、○○の件でちょっとよろしいですか」と、言葉はラフで軽い方が、お互いに気が楽なのですね。

さらに「○○の件で」と最初からテーマをはっきり伝えることが大切です。

とかく自分のことだけで頭がいっぱいだと「この表の作り方なんですが」などと、直面している問題点だけについて話すので、上司には「表ってなんの表?」と理解できません。でも「○○の件」とテーマがあれば「ああ、その中で使う表ですね」と、すぐに問題をとらえることができます。

多くの案件を抱える上司の立場に配慮し、テーマを忘れずに言いましょう。

(コミュニケーション塾主宰 今井 登茂子)

[日経プラスワン2013年3月16日付]

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