検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

カギはワイヤ長と円周 着心地良いブラ、どう選ぶ

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

 下着入れを開くとブラジャーは2つの「チーム」に分かれている。よく使うお気に入りと、ワイヤが痛くてほとんど着ないたんすの肥やし。同じサイズなのになぜだろう。値段も高いので、もう後悔したくない。着心地の良いブラの選び方と、長持ちさせるお手入れ法を探った。

まず自分のブラを診断してもらう。ワコールに着心地がいいブラと窮屈なブラを数枚ずつ持参し、専門家に見てもらった。

「これはだめですね」。広報宣伝部の金岡茉莉子さんがまず指したのは、お気に入りの1枚。苦しくならず、痕も残らないので愛用しているが「カップがへこんでいます」。体に合うブラは脱いだときに「多少痕が残るのは仕方ない」。着心地が楽だなと感じ始めたら、劣化している可能性があるので要注意だという。

体に合うものを 試着重ねて探す

逆に痛くなるため、一度しか着けていないブラを見てもらった。痛みの原因の多くは「体の形に合っていないから」(金岡さん)。人の胴は丸形や楕円形など形が違う。骨格や胸の付き方も個性がある。「サイズはあくまで目安」と考え、試着をし、ぴたりとくるものを探すしかない。

そこで国内最大級の下着売り場がある銀座三愛(東京都中央区)を訪れ、ワコールビューティーアドバイザーの三枝広乃さんに商品選びを手伝ってもらった。

まずは採寸。メジャーで胴回りと胸の一番高い部分を計測してもらい、お薦めをいくつか選んでもらう。

「こちらを着けてみましょう」。薦められたのは、普段より1つ大きいカップだった。「えっ」。何かの間違いかと思ったが、三枝さんの指示に従いお辞儀するように体を前に傾け、ホックを留める。三枝さんは熊手のような手つきで胸、脇腹、腕の付け根からお肉をかき集め、カップに収納した。もう片方の胸も素早くぐいっと集め、谷間を作ってくれた。

「これが正しいブラの着け方です」(三枝さん)。乳頭はひじと肩の中間くらいの位置。肩ひもは小指1本がスッと入る長さに調節する。これなら肩こりせずにすみそうだ。

採寸すると、いつもより3センチ胸囲が大きくなっていた。「周りにこんなにおっぱいが逃げていたんだ」とささやかに感激した。

胸を大きく見せたいならアプローチの方法は2つある。一つは上に上げてボリュームを演出する方法、もう一つは両側から中央に寄せて谷間を深くし、錯覚をさせる方法だ。ほかにもスリムに見せたいなら高さを出したり小さく見せたりするタイプ、若々しくしたいなら上向きにするタイプなど、目的にふさわしいブラがある。

胸はほとんどが脂肪のため、ブラで自由自在に形が変わる。「なりたい胸を店員に相談するのもブラ選びの近道」(三枝さん)だ。

着け方を覚えたため、実際にいろいろなブラを試してみる。毎日、会社帰りに百貨店や専門店の下着売り場に寄った。結果、たとえ同じメーカーの同じサイズでも、商品ブランドによって随分違うと実感した。

価格を問わず、着心地を左右したのは「ワイヤの長さ」「カップ底の円周」の2つ。記者は骨格が小さいので、ワイヤが短く、カップ底の円周が小さいものが着心地が良い。相談しながら試着枚数を重ねるうち、ぴたっとして気持ちいい1枚を発見。次回の買い物からは、この商品ブランドを基本にしようと思った。

洗濯機使用はNG 中性洗剤で手洗い

「ところでお客様、お洗濯はどうなさっていますか?」。店員さんに聞かれ「手洗いしてから、洗濯機で脱水しています」と答えたところ「全部、手洗いが鉄則です」と諭された。

手洗いといっても、どうすればいいのだろう。ライオンのお洗濯マイスター山県義文さんに相談した。ブラは繊細な生地を使っているため、中性のおしゃれ着用洗剤で「ふり洗い」するのがよいという。

おしゃれ着用洗剤は色あせや形崩れを防ぐ成分を含み、すすぎも早くすむ。ぬるま湯に洗剤を溶かし「そよ風のようにゆらゆらと泳がせる」(山県さん)感じで汚れは十分落ちる。水気はタオルで取り、干すときは上下逆さまにすると、より形崩れしにくいという。

ただ忙しいとネットに入れて洗濯機で洗うことも多い。仕上がりにどのくらい違いがあるのか、新品のブラをそれぞれの方法で10回洗い比べてみた。

洗濯機に一度かけると、カップがやわらかくなり、新品とは別物になった。10回繰り返すと、おわん型だったカップがくたっとへこみ、肩ひものふちは波形にゆがんだ。手洗いした方は、干す前に指先でカップの形を整えるとより本来の形を維持できる。

ブラは優しく、優しく扱うのがポイントだ。

記者のつぶやき
 朝、きれいに着けたブラも日中動いていると着崩れしてくる。昼食後や化粧直しのついでなどに「熊手」の手つきでこまめにお直しをしよう。
 ワコールの調べでは、71%が自分のサイズを勘違いしており、そのうち54%が小さいブラを着けている。年齢や体重などで変わるので、半年に1度くらいは店で採寸をしてもらいたい。
(佐々木たくみ)

[日経プラスワン2013年3月9日付]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_