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腹回りをスリムに 今すぐできる「ながら運動」 まずは歯磨きや通勤時から

2013/1/17 日本経済新聞 プラスワン

年末年始、ついごちそうを食べ過ぎたせいか、おなか回りが気になる――という人も多いだろう。スポーツジムに通わなくても、今すぐ取り組めるのが、仕事や家事、通勤・通学などの時間に、日常的な動作をしながら運動する「ながら運動」だ。具体的な方法と効果を専門家に聞いた。

「今年こそスリムな体形をめざそう」と、ジョギングやスポーツジム通いを始めたものの、挫折してしまった経験はないだろうか。

「運動後、ごほうびに高カロリーなものを飲み食いしたり、安心して平日をぐうたら過ごしたりして、かえって太ってしまうこともある。そんな人は“ながら運動”を習慣にしては」。ながら運動の効用を唱える、日常ながら運動推進協会(東京都渋谷区)の長野茂代表はこう話す。

特別なことをせず、日々の暮らしに運動を取り入れながら、自然なスリムアップを目指す、ながら運動。キーワードは筋肉だ。

東京大学教授の石井直方さんは「何もしていなくても消費されるエネルギー、基礎代謝は筋肉が1キログラム増えると1日50キロカロリー増える。1年間で1万8000キロカロリー。つまり脂肪2.5キログラム程度に相当する」と指摘する。逆に筋肉が減れば、それだけ脂肪が増えやすくなるわけだ。

ながら運動で筋肉を増やす、もっとも簡単な方法が運動療法のひとつ「ドローイン」。姿勢を正し、おなかをきゅっとへこませて10~20秒ほど維持するだけだ。おなかを引き締めて腹圧を上げることで、胸部から腹部の体の中心部「体幹」を鍛える。

「最初は歯磨きや通勤時など、決まったタイミングでするといい。『儀式』になってきたらしめたもの。次は気づいたらすぐにおなかをへこませるようにしていると、そのうち苦もなくその姿勢が維持できるようになる」(石井さん)。あえてウエストやおなかのラインが強調される服を着て、緊張感を保つ、という方法もある。

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