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冬の屋外、寒さに負けない待ち方は

2013/1/11 日本経済新聞 プラスワン

寒さが厳しくなってきた。寒がりな記者(29)は冬の間、屋内で過ごすことが多いが、やむなく外で人を待ったり、行列に並んだりするときもある。風邪はひきたくない。しかし過剰な厚着もしたくはない。体を冷やさずに、外で暖かく待つ手軽な方法はないか、探ってみた。

色々な防寒対策を試して屋外に30分間立ち、体温変化を比べることにした。30分は記者が友人を待つとき我慢できるギリギリの時間。それ以上待たされる場合は連絡方法や友人関係を見直す方が先だと考えた。

寒さに身を縮めて歩く人たち(11月19日午前、東京・渋谷)

全国冷え症研究所(東京都墨田区)の山口勝利所長を訪ね、体温測定方法について聞くと「指先や足先を測定すると分かりやすいでしょう」とのアドバイス。体が寒さを感じるとおなかや背中など体の中心に血液が集まるため、手足は血が行き届かなくなり、温度が大きく下がるという。

セ氏16度のやや寒い部屋で指先温度を測ったら、26.7度だった。「少し体が冷えやすい体質」(山口所長)とのこと。今後の人生を考えて、良い防寒策が必要と心を決めた。

実験開始。12月中旬の2週間、気温が8~9度、風速3メートル以下の条件で東京都内の空き地で試す。指先の温度は測定機器メーカーのFUSO(東京都中央区)から借りたデジタル温度計で測る。実験では同じ上着とズボン、靴を着用した。

■コーヒーの温かさ 長くは続かず

まずは防寒策無しで、普通に立ってみる。屋内から外に出て最初の3分、体は少しホカホカ暖かくなった。指の温度は30度前後。「楽な実験になりそうだな」とほくそ笑む。

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