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どこまでOK? ウォームビズ、職場別の着こなし術

2012/12/13 日本経済新聞 プラスワン

本格的に寒い季節になった。節電のため、職場の室温を低めにしているところも多いだろう。そこでいつものスーツスタイルに取り入れたいのが、ウォームビズ。マナーを踏まえ、おしゃれに暖かく装うにはどうすればいいのだろうか。

環境省はエネルギーの節約のため、暖房時のオフィスの室温を20度にすることを呼びかけている。この室温で快適に過ごすための生活スタイルや装いがウォームビズだ。

ライフブランディング(東京都港区)代表取締役の吉田泰則さんは「ファッションはコミュニケーションの手段。『自分が暖かければそれでいい』ではなく、時と場所に応じたウォームビズを心掛けて」と呼びかける。

まず、自分の職場の雰囲気や、日ごろの訪問先などとの関係を振り返ってみよう。フォーマルな服装を心掛ける必要があれば、保温機能のあるスーツや下着、靴下などを身につけるようにする。

洋服の青山銀座本店上級店長、小菅勝康さんは「最近は太陽の熱を蓄えたり、人の体温や汗を熱に変えたりして、発熱・保温できる素材が増えている」と話す。

「下着や靴下だけでなく、首を温めるネクタイなども人気。寒いところでは発熱し、暖かいところでは温度が下がる調温機能付きスーツなども売れている。消臭機能、吸汗機能が加わっているタイプもあるので、汗が気になる人も安心して着てほしい」

丈の長い「ホーズ」と呼ばれる靴下も、目立たないウォームビズを心掛ける人におすすめだ。

吉田さんは「マナーを踏まえつつもファッションを楽しみたければ、ぜひ、ウールセーターを取り入れて」と提案する。

「柄入りは私服っぽくなるので無地を選ぼう。柄入りを選びたい場合は、色数の少ないものがいい。スーツのラインを崩さない、薄手のセーターがおすすめ」。ブランドによって大きめのセーターもあるので、いつも選ぶサイズより1つ下も試着したい。

色選びも大切だ。濃い紫、淡いピンクなどはよりカジュアルな印象になる。

「色の彩度や明度が高くなるほどカジュアルな雰囲気に。フォーマルな雰囲気にまとめたければ、黒やチャコールグレー。ややくだけた印象にしたければライトグレーが無難」(吉田さん)

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