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焼肉店や寿司店でおひとり様ディナー 気後れした時の苦肉の策

2012/11/16 日本経済新聞 プラスワン

フードライターの小松めぐみさんは「1人でおいしい夕ごはんを食べるには、環境を含めた店選びが肝心。ランチで下見するのがおすすめ」と話す。ランチは接客や夜のメニューなどを見極める機会になる。最近は「カウンター席を増やすなど、1人でも入りやすい工夫をしている飲食店が増えている」(小松さん)。

実験中に、大手チェーン系居酒屋を訪れたら、すだれで仕切られた2人用の個室に案内され、周囲を気にせず食事ができた。1人にちょうどいい、小皿料理も充実していた。

国立社会保障・人口問題研究所の将来予測によれば、2030年には単身世帯の割合が全世帯の4割近くに達する。50歳の時点で一度も結婚したことがない「生涯未婚率」も、10年の男性20.1%、女性10.6%から、30年には男性約3割、女性約2割まで上昇するとの見方もある。

仕事で忙しかったり、単身世帯が増えたりすれば、いや応なしに1人で食事する機会が増える。そのうちに慣れ、自然に好きな物を好きな場所で楽しめるようになるといいと思った。

記者のつぶやき
1人でよかったこともある。実験中、焼き肉は3店舗に行った。話し相手がいない分、肉に集中し自分好みの焼き加減にできた。韓国家庭料理店では作り方を教わった。思い立ったときにふらりとでかけ、好きな物を注文できるのは気楽だ。
ひとりでも、みんなとでも、楽しくておいしい食事は幸せなもの。居心地のよい店を見つけていきたい。
(佐々木たくみ)

[日経プラスワン2012年11月10日付]

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