くらし&ハウス

暮らしの知恵

スマホvs紙の地図 知らない町、頼れる道案内は?

2012/11/9 日本経済新聞 プラスワン

記者(29)は取材のため週に数回は行ったことのない場所へ出かけるが、しばしば道に迷う。余裕をもって出かけても、迷うとぎりぎりの時間になってしまう。見知らぬ土地で、早く目的地に着くにはどうすればいいのか。道に迷いやすい人でも頼れる道案内の方法を探った。

■5通りの道案内方法を試す

いろいろな手段で目的地を目指した

今まで訪れたことのない駅をスタート地点に設定し、あらかじめ決めた目的地に着く時間を測る。商業地域と住宅街で5通りの道案内方法を試した。

起点となる駅は東京都内で、商業地域の目的地は駅から1キロメートル前後の喫茶店、住宅街は2キロメートル前後のスーパーマーケット。目的地は毎回変えるため、かかった時間を距離で割り、1キロメートルあたりの時間で比較する。

実験開始。まずは何も持たずに駅や路上にある地図看板だけを頼りに進んだ。商業地域では駅の出口、バス停、大きなビルの周辺など街中に地図が置いてある。地図と住所を照らし合わせて進んだが、どうしても次の地図がありそうな大通りをルートに選んでしまい、目的地まで大回りに。さらに地図看板には詳細な住所が書いていない。目的地周辺をグルグルと回る羽目にもなり、結局、到着にかなりの時間がかかった。

■道を尋ねる方法 近くだと効果的

住宅街では駅を出たら地図看板がほとんど見つからず、お手上げ。あてどなく歩いてみたが目的地に近づくことはなく1時間経過してあえなくリタイアした。

次に、道行く人に道を尋ねる方法を試した。親切に教えてくれる人が多く、うれしい。ただ目的地から遠い場所では「あの大通りを10分くらい真っすぐ進んで右に曲がって」など大ざっぱな説明が多く、目的地周辺にたどり着くまで計2、3人に話を聞くことに。目的地に近づくと説明も具体的になり役立つが、全体としては時間がかかった。

これまでの2つの手段では1キロメートルあたり19分以上。会社から1キロメートル離れたなじみの喫茶店には11分で行けることを考えると、お勧めできる手段ではない。

くらし&ハウス 新着記事

ALL CHANNEL