白血病ウイルス原因の脊髄症「HAM」 関東・近畿で増加
歩行や排尿に障害 治療難しく
歩行や排尿などに障害が出る難治性の脊髄症「HAM」は長い間、原因ウイルス「HTLV-1」(成人T細胞白血病ウイルス)の感染者が多い九州や沖縄の風土病とされてきた。近年は関東や近畿などの大都市圏で発症者が増加。政府が全国的な対策に乗り出したが、専門医はまだ少なく、診療レベルにばらつきがあるなどの課題も多い。
「両足は常にしびれている。立つときに、足が突っ張るのが一番つらい」。鹿児島市の山下真由子さ...
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