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好感度がアップする「美しい姿勢」の作り方

2012/9/27 日本経済新聞 プラスワン

「なんとなくきちんとして見える」「自信がありそう」――。姿勢がきれいな人はビジネスの現場で好印象を与える。ただ自己流で姿勢を正そうとしても、必要以上に胸を張ってしまうなど、周りから見て美しくない場合も多い。きれいな姿勢はどう作るのか。専門家に聞いた。

■姿勢が第一印象を左右

「第一印象は姿勢ひとつで大きく変わる。やる気、自信、明るさ。りんと伸びた背筋や美しい所作が与えるイメージの力を知ってほしい」。整形外科医でスポーツドクターの中村格子さんはこう話す。

長時間、パソコンで仕事をしたり、重い荷物を持ち歩いたりすることで、姿勢が崩れてしまう人は多い。(1)スーツを着るとしわが寄る(2)シャツの裾がズボンやスカートからはみ出る(3)襟が抜ける(4)ベルトが回る(5)靴のかかとが早くすり減る――といったことがあれば、姿勢が悪くなっている可能性が大きい。

姿勢が悪いと老けて見えるだけでなく、下腹が出るなど体形も崩れがちになる。筋肉が老化し、首、肩、腰に慢性的な凝りを抱える人も多い。「たかが姿勢」と侮れない。

姿勢をよくするため、まずは基本となる立ち姿を確認しよう。横から見たとき、耳、肩、腰骨の外側、外側のくるぶしの4点が一直線に並ぶようにする。「余分な力は抜く。身体を柔らかくし、まっすぐに立とう。真珠の首飾りをイメージするといい」(きれいな歩き方のインストラクター「ポスチュアスタイリスト」のKIMIKOさん)

■骨盤を傾けない

壁に背中を付けて立つと、体が曲がっているかどうかすぐわかる。鏡でチェックするか、携帯電話で写真を撮ってもいい。「多いのがお腹やお尻を突き出している人。骨盤を前後に傾けず、まっすぐ保って。姿勢をよくしようと必要以上に胸を張るのもよくない」と骨格姿勢インストラクター、谷英子さんは話す。

「基本の立ち姿をマスターしておけば、さまざまな場面で応用できる」と谷さんは指摘する。お辞儀するときは、立ち姿の状態から、足の付け根より上を固定したまま前傾させる。傘などを足の付け根に当て、練習するといい。

お茶を出すときなどにかがむ場合は、立ち姿の状態から片足を半足分だけ引き、そのまま腰を垂直に落としてゆく。片足を引くことで体がぐらつかず、両膝がフィットするため、きれいに見える。

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