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安心・安全

「レトルトおかゆ」が便利 非常食、準備のポイント

2012/9/6

安心・安全

9月1日は防災の日。政府が南海トラフ地震の被害想定を8月末に公表し、改めて災害に備える必要を感じた人も多いだろう。特に食料は備蓄の状況によって被災生活を大きく左右する。地震に限らず、新型インフルエンザなどで自宅待機を余儀なくされることもあり得る。必要な備えをまとめた。

ライフライン止まっても食べられるもの

非常食といえば、非常袋(リュック)に乾パンやレトルト食品を入れている家庭が多いはずだ。非常袋に入れる食料は、電気や水道、ガスなどライフラインが止まっても、無理なくすぐに食べられるものをそろえる必要がある。

まず蓄えたいのは、ペットボトルに入った水だ。1人当たり1日2~2.5リットル必要といわれるが、被災直後に携帯する量としては「1人当たり1.5リットルが目安」と防災の研究をする、人と防災未来センターの松村嘉奈子さんは指摘する。ただし乳幼児や高齢者がいる家庭は多めに持つ。

食料は加熱しなくてもそのまま食べられるレトルト食品、缶詰、ビスケットなどをそろえる。水に限りがあるので、ボソボソした食感のものや辛いものは避けたい。

「便利なのがレトルトおかゆ」と話すのは、災害時の食事の研究をする科学技術政策研究所の特別研究員、中沢孝さん。水分が多いので水を使わずに食べられる。手軽なエネルギー補給に向いている。

松村さんによると、非常袋の重さは男性で15キロ、女性で10キロを目安にするといい。たくさん詰め込みたくなるが、できる限り軽くする。袋に入れるとそのまま放置しがちなので、定期的に食料の賞味期限を確認して入れ替える。

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