宇宙で活躍する無人探査機 何を調べるの?

イチ子お姉さん アメリカの宇宙探査機(うちゅうたんさき)が火星に無事着陸(ぶじちゃくりく)したわ。地球以外の星にいるかもしれない生命の手がかりを探(さが)すみたいよ。
からすけ ついに生物がみつかるかもしれないんだね。でも、探査機に人は乗っていないんでしょう? どうやって調べるのかな?

地質や生命の存在を探る

イチ子 今回は「キュリオシティ」という車を火星に着陸させたわ。日本語で好奇心(こうきしん)という名前のこの車は、小型の自動車ほどの大きさの6輪車よ。たくさんの機材(きざい)を積(つ)んでいて、遠く離(はな)れた地球からでも操作(そうさ)ができるのよ。

からすけ その車はどんなことができるの?

イチ子 ロボットの腕(うで)やドリル、レーザー装置(そうち)など最新の機器(きき)が搭載(とうさい)されていて、土壌や大気を調べることができるのよ。すでに撮影(さつえい)した火星の写真が地球に届(とど)いているわ。生命につながる有機物(ゆうきぶつ)を検出(けんしゅつ)する装置もあるの。火星は比較的(ひかくてき)地球に環境(かんきょう)が近く、他の星より生命がいる可能性(かのうせい)が高いと考えられているのよ。

からすけ 日本の探査機「はやぶさ」も微粒子(びりゅうし)の回収(かいしゅう)に成功(せいこう)したよね。

イチ子 はやぶさは、火星と木星の間にある小惑星(しょうわくせい)「イトカワ」に行って帰ってきたわね。電気の力で進むエンジンを搭載し、たくさんの危機(きき)を乗り越えて、日本の技術力(ぎじゅつりょく)の高さを証明(しょうめい)したわ。

からすけ イトカワのような小惑星と火星は違(ちが)うの? 星ってどんな種類(しゅるい)があるの?

イチ子 太陽のように自ら輝(かがや)いて熱(ねつ)を発する星が「恒星(こうせい)」で、その周(まわ)りを回っている地球のような天体が「惑星(わくせい)」ね。地球がある太陽系では、他に水星、金星、火星、木星、土星、天王星(てんのうせい)、海王星(かいおうせい)と計8つの惑星があるのよ。小惑星は、岩石でできている数百メートルから数百キロメートルの星で、火星と木星の間に無数にあるのよ。