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「青春18きっぷ」でどこまで? 東京発・日帰りの旅 西は加古川、滞在わずか2分間

2012/8/24 日本経済新聞 プラスワン

■海岸や田園風景 温泉街歩き堪能

出発は金曜日朝4時44分。東京を出て上野から北上する。途中18きっぷで松島まで1泊2日で向かう夫婦と会い、東京発1日往復の企画に半ばあきれられつつ、仙台駅で「リゾートみのり」に乗り換えた。

車窓から眺める松島海岸や田園などの風景や特製駅弁を堪能しつつ、硫黄の匂いのする鳴子温泉(宮城)へ。14時21分到着で乗り継ぎまで40分ほどあり、温泉街歩きや足湯を楽しんだ。帰りは新庄駅(山形)経由で福島駅から南下。加古川往復に比べれば天国だ。

東北のリゾート列車に味を占め、夜行列車もと思い付く。1日往復とは少し違うが、翌週、23時10分新宿発、新潟行き「ムーンライトえちご」に乗る。日付が変わって最初に止まる高崎駅(群馬)発は1時13分。東京から高崎まで別に乗車券を買い、高崎から18きっぷを使えば1回分ですむ。

新潟に朝4時51分に着くため、時間の余裕はある。直江津(新潟)で上杉謙信公ゆかりの春日山城跡を見学。南小谷駅(長野)からは展望室付きの「リゾートビューふるさと」に乗り、松本(長野)で国宝の松本城も見た。東京着は23時22分。十分楽しめた。

今回は東京発のプランにしたが、大阪、名古屋などどの地域からでも、魅力的な1日旅はできるはずだ。

記者のつぶやき
18きっぷの旅は体力勝負の印象が強い。ただリゾート・夜行列車や乗り継ぎの空き時間を上手に使えば意外と面白い旅ができる。記者は残るきっぷで「EL&SLみなかみ」にも乗ってみた。
専門誌や乗り換え検索サイトの力を借りれば準備はもっと簡単。思い出に残る旅を割安で楽しめる。次はどこに行こうかと、時刻表をめくる自分がいる。
(河野俊)

[日経プラスワン2012年8月18日付]

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