北海道・積丹 ウニ 神秘的な、岬の絶景

シャコタンブルーが印象的な神威岬

積丹半島の海の美しさを「シャコタンブルー」という。8月はウニの最高にうまいシーズンである。

小樽から神威(かむい)岬へのバスに乗り、「岬の湯しゃこたん」(積丹町)で下車。立ち寄り湯施設として、2002年(平成14年)に開設。施設前にバスが止まるので、まず降りて一浴する。

広いホール、売店コーナー、軽食堂に、浴場は中温湯、高温湯、泡風呂、サウナなどを完備した石造り。正面のガラス戸の外には、大石をまわりに配した大露天風呂。正面にはそのまま日本海の大海岸が広がり、左手に神威岬と海中に立つ神威岩が見える。半島の高台ならではの絶景露天風呂だ。

次のバスで神威岬へ来てみたが、午後になるとモヤが薄く海に流れて、景観はいま一つだ。あすの朝もう一度来ることにした。国道229号沿いには、「海辺の宿運上屋」や、若い頃に泊まった「積丹ユースホステル」などがある。どこに宿を求めようかちょっと迷ったが、源泉のある「温泉旅館北都」に泊まった。ここの温泉は「シララ姫の湯」。積丹岬の名勝・女郎子岩に伝わる、源義経に恋して波にのまれたという伝説のシララ姫の名を借りた温泉だ。

岬の湯しゃこたん

温泉は、源泉口の小さい浴槽に続いて大浴槽に湯があふれ、かけ流しになっている。身体の芯までよく温まる湯であった。

夕食前に表へ出ると、ちょうど神威岬の右手の海に夕日が沈むところだ。薄い緑を含んだ黄金色の光が海に流れ、神秘的な眺めに泊まっていた人たちも飛び出して来て、日がすっかり沈むまで眺め入った。

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