衣類の持ちすぎはNG 旅の荷造り3つのルール

スーツケースは空きスペースを確保

スーツケースやかばんは土産を持ち帰る分も計算して、空きを作っておきたい。旅先でいったん荷ほどきすると、同じ荷物でも出発前よりスペースをとることが多い。「ケースの空きスペースは容量全体の3割を目安に」(すはらさん)。海外旅行の場合は「半分空けるつもりで」(長屋さん)余裕を持とう。

旅の荷物減らしに役立つグッズを使う手もある。J,s旅道具池袋店(東京都豊島区)の和田一真店長によると、複数の国を巡って電気製品を使う時もひとつで対応できる変換プラグや、滞在先で手軽にできる洗濯キットなどが人気。ほとんどが1千~2千円前後で手に入る。すはらさんはひざかけにも収納にも使える風呂敷を推す。

持って行く荷物が決まったら、次に洗面具や薬など系統ごとに分類する。小分けできるポーチや洗濯ネット、ジッパー付きの袋などを活用するとすっきりし、スーツケースの中での配置も決めやすい。実際に詰める際は持ち運ぶときを想定し、靴や書籍、電気製品など重たいものを下に、軽い衣類や雑貨・小物は上に置く。隙間や壊れ物の周辺は丸めた衣類などでふさぐと安定する。

飛行機に乗る際、預けるスーツケースについては、全日空の国際線エコノミークラスで1個23キログラムなどと重量制限がある。長屋さんは「航空会社にあらかじめ確認し、制限内でできるだけ大きめのスーツケースをそれぞれが持っていく方がいい」と話す。

「荷造りの大変さも旅の楽しみ」(和田さん)。しっかりと準備して、夏の思い出を残したい。

(河野俊)

[日経プラスワン2012年7月21日付]