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衣類の持ちすぎはNG 旅の荷造り3つのルール

2012/7/26 日本経済新聞 プラスワン

夏休みに向けて、旅行の準備を始めた人もいるだろう。いざ荷造りを始めると、あれもこれもと荷物は増えがちだ。必要なモノをコンパクトにまとめ、快適に旅行するにはどうすればいいのか。旅慣れた人の荷造り術を参考に、手早くスッキリと旅の準備を終えるコツを調べた。

■部屋もスーツケースも収納の基本は同じ

荷造りで大事なのはとにかくモノを減らすことだ。「部屋でもスーツケースでも、整理や収納の基本は同じです」。住生活アドバイザーのすはらひろこさんは、こう強調する。(1)余分な荷物がないか見直し、モノを減らす(2)使用目的などに応じて、系統ごとに分類する(3)位置を決めて収納する――のが鉄則だ。

まず持っていく荷物のリストづくりから始めよう。子ども連れの家族旅行か、ふらっと一人旅かによって必要な荷物は異なる。国内か海外か、何泊するのか、山か海か、おしゃれなレストランに行く機会があるか。旅の行き先や日程、場面、気候などを考えながら順番に挙げる。荷物を実際に並べると、どれくらいの量になるかも実感できる。

服や下着の替え、雨具、洗面道具、化粧品、カメラ、常備薬、ガイドブック――。荷物がスーツケースやかばんに収まればいいが、たいていは入りきらない。そこで次に何を置いていくかを考える。

真っ先に見直すべきなのはかさばる衣類だ。すはらさんは「現地で着回せるシンプルな服、上下の組み合わせで印象が変わる服を選ぶといい。連泊する予定があれば洗濯ができるので、下着も減らせる」とアドバイス。古着を持参して旅先で処分したり、必要になったら現地で購入したりするのも衣類を減らすコツだ。手で巻くだけで体積が減る衣類圧縮袋は有効に使いたいが、頼りすぎると荷物が重くなるので要注意だ。

近畿日本ツーリスト添乗員で海外旅行のベテランの長屋雅博さんも「かさばる衣類を最小限にまとめるのがコツ」と口をそろえる。ほかに重くなりがちなのは書籍や液体入りのボトル。ガイドブックは使う部分だけ切り取り、化粧水は小分けのボトルに移し替えれば軽くなる。旅先ですぐ買えたり、宿泊先で借りられたりするモノも置いていく。「とりあえずという程度なら使わない」と自分に言い聞かせることも重要だ。

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