美しいお辞儀の仕方実践マナー塾

人との出会いで挨拶は欠かせません。好感のもたれるお辞儀は、第一印象をより良いものにします。

お辞儀はよい姿勢からしましょう。腰を折るように屈体し、背中、首筋が一直線になったお辞儀がきれいな形です。背中が丸くなったり顎がつき出たり、頭だけ前に落ちる形になっている人もいます。首から上は動かさず、胸から屈体するようにするのがコツです。

腰から上を一直線に折るようにすると、両手は自然に前に出てきます。屈体するとともに両手も身体に沿っておろします。手の位置でお辞儀の角度を覚えるとよいでしょう。

お辞儀は主に3つの種類があると考えてください。一番深いお辞儀は両手の指を膝頭上までおろしたところで止めます。角度にすると70~75度、屈体します。最敬礼などといいます。昔は90度のお辞儀が一番深いお辞儀でしたが、少し浅くなっているようです。それでもおわびの際などは90度がよいと思います。

次が両手を、膝頭と足の付け根の中間までおろした45度のお辞儀です。敬礼などといわれます。3つ目が会釈で、上体を15度屈体させます。45度を一番深いお辞儀とする考え方もありますが、心の深さがお辞儀の深さです。70度ぐらいのお辞儀はしたいものです。

お辞儀した時の両手は、自分から見て「ハの字」になります。指はきちんとつけて、肩や腕などに力を入れず、指先だけに意識をおくと上品で優雅なお辞儀になります。

(マナーデザイナー 岩下 宣子)

[日経プラスワン2012年6月16日付]

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