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ズボンのシワ取り、最も手軽で効果的な方法は 6通りを徹底比較

2012/6/8 日本経済新聞 プラスワン

初夏になり薄手のズボンをはく機会が多くなった。薄いとはき心地はよいが、膝の裏などにシワがつきやすい。しっかりズボンの手入れをして、細やかな気配りができると演出したい記者(28)だが、内面は面倒くさがり屋。毎日続けられる簡単で効果的な手入れ方法を探った。

まずは好印象を与える身だしなみについて知るため、デザイナーで和洋女子大学准教授の布台博さんのもとを訪れた。

ヨレヨレのスーツ姿の記者を見つめながら布台さんは「シャツやズボンなどは目立つシワだけアイロンがけするなど、毎日少しでも手入れをするとよいでしょう」と話す。上品な身だしなみの布台さんに触発され、小ぎれいな男になろうと記者は意志を固めた。

■毎日1時間正座、シワだらけ状態に

手入れの効果を分かりやすくするために、帰宅後に毎日1時間正座をしてズボンをシワだらけの状態にした。そのシワをさまざまな方法で伸ばしてみる。

膝の裏や脚の付け根、お尻の下にできたシワの伸び具合や、折り目のつき具合から効果を測る。ズボンは夏物でウール100%素材に統一した。

まずはアイロンを試す。休日はワイシャツを自宅で洗うこともある「アイロン男子」の記者。ズボンにあて布をしてスチーム機能を効果的に使い、シワを完全に伸ばし、折り目もしっかりつけることができた。

かかった時間は5分弱。ただアイロン台の出し入れなどを含めた手間を考えると、平日には負担が大きいと感じた。

手入れが少し楽になるのではと思い、ズボンプレッサーを次に試してみた。最近のプレッサーは縦置き型が主流だ。

30分でほぼ完璧にズボンは仕上がる。プレス温度も60~70度と、100度を超すアイロンに比べて低く、生地が傷みにくい。難点はプレッサーのサイズが大きいこと。ベッドと本棚のある6畳の部屋では置き場所に困る。泣く泣く実家の納戸にしまうこととなった。

家電量販店で小型プレッサーも買って使ってみた。T字型をしたキッチン用品のトングのような構造で、根もとを片手で持ち、先端の長さ約15センチメートルの板2枚でズボンを挟む仕組みだ。

サイズが小さいため一着のシワを取るのに何度も挟む位置を変えなくてはならず、かかった時間は約10分。出張先などでは活躍するだろうが、家庭での普段使いには少し面倒だ。

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