大型毛布やカーテン 自宅で洗いたい浴槽での足踏みも有効

洗濯機に入らない大型毛布はどう洗ったらよいのか? 肌かけ布団やカーテンなどの洗濯方法は? 日ごろ苦労するのがこうした大物の洗い方。つい後回しにしがちだが、コツさえつかめば自宅でも手軽に洗える。本格的な梅雨の季節に入る前に、大物洗いのコツや注意点を専門家に聞いた。

大型毛布は浴槽で足踏み

「大型毛布は浴槽を利用すればうまく洗えますよ」。ライオンのお洗濯マイスター、山県義文さんがこう教えてくれた。風呂場で足踏みしながら洗う方法が有効だという。

まず洗濯に取りかかる前に物干しざおに毛布をかけ、布団たたきでたたきながらホコリや毛髪を落としておく。その後、汚れた部分が外側にくるように浴槽の大きさに合わせてジャバラ状にたたむ。浴槽に15センチほど水を張り、適量の洗剤を溶かす。はだしになって浴槽に入り、足踏みをしながら洗うという手順だ。

浴槽内が洗剤で滑りやすくなっているので、転んでケガをしないように注意が必要だ。洗い終わった後、浴槽から水を抜き、毛布にシャワーをかけながら洗剤を十分にすすぐ。その後、再び水をため、柔軟仕上げ剤を入れてつけておくと柔らかく仕上がる。

水を抜いた後、足で踏みながら絞り、さらに毛布を浴槽の縁にかけて水を十分に切る。最後に物干しざおを2本使って、Mの字になるように干す。こうすると、風が通るので乾きやすくなるそうだ。

羽毛布団は洗剤液にしっかり沈めて

肌かけ布団については、水洗いができるなら洗濯機でも洗える。羽毛の場合、アルカリ性に弱いので中性洗剤を使うとよい。汚れている部分を外側にしてロール状に丸め、大物洗い用の洗濯ネットに入れる。洗濯機の手洗いコースで洗うと形崩れしにくい。「羽毛は水に浮きやすいので、洗剤液にしっかりと沈めるとよく洗える」という。

汚れがひどい部分は酸素系漂白剤を直接塗るなど前処理をしておくと、汚れが落ちやすくなり、黄ばみやシミになるのを防げる。脱水後はすぐに洗濯機から取り出し、形を整えながらM字干しにする。羽毛の場合は、乾かす途中で手で軽くほぐしながら布団の中で片寄らないように注意すると、きれいに仕上がる。