MONO TRENDY

デジタルライフ

SNS・ツイッターで読書会、ネットが広げる本の楽しみ

2012/5/11 日本経済新聞 夕刊

■漱石から話題本まで

ミニブログのツイッターを利用して月に1度開かれているのが「twitter(ツイッター)読書会」だ。課題となる本や読書に関するテーマを設定し、参加者が自由に感想などをつぶやく。「ハッシュタグ」と呼ばれる目印を付けることで、ツイッター上でお互いに感想を確認できる仕組みだ。

主催するのは「ゆりいか」というアカウント名でツイッターに登録しているライターの堀田隆大さん(22)。09年の12月から始め、これまでに番外編も含めて35回以上開いた。課題本は夏目漱石の「こころ」やJ・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」などの古典から、舞城王太郎氏の「好き好き大好き超愛してる。」といった近年話題を呼んだ本まで幅広い。多いときには1万を超えるツイートが寄せられる。

昨年12月からは雑誌「ダ・ヴィンチ」のサイト「ダ・ヴィンチ電子ナビ」と共催しており、同サイトからも投稿できるようになった。テーマも特定の本の感想だけでなく、「思わずジャケ買いした1冊」といった、本の選び方などに広がっている。

さらに読書会で知り合った人同士で、実際に集まってリアルの場で読書会を開くなど、活動の場は広がり始めている。堀田さんは「読書にインターネットを組み合わせることで、本の楽しみ方が大きく変わる。コミュニケーションのツールとして、本をもう一度捉え直すきっかけになったらうれしい」と話している。(消費産業部 川本太郎)

[日本経済新聞夕刊2012年5月10日付]

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