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がん死亡率1位・肺がんを早期発見するには 人間ドック、追加検査の選び方

2012/4/19 日本経済新聞 プラスワン

そろそろ健康診断の季節だ。人間ドックを受診する人も多いだろう。基本メニュー以外に、自由に選べるオプションの検査が豊富な施設も増えている。だが、どれを選んだらいいのか、利用者としては迷うところ。有益なオプション検査について専門家に話を聞いた。

千葉県に住む50代の会社員は、人間ドックで腹部コンピューター断層撮影装置(CT)など3つの検査を追加した。「パンフレットを見ていたら、不安になって」。オプション分は2万5000円近く。ところが、福島第1原子力発電所の事故で放射線被曝(ひばく)の話題が増え、X線を使うCT検査についても気がかりになった。「腹部CTは必要がなかったかもしれない」と考えている。

■がんと動脈硬化の早期対策を

日本人の死因のトップはがんで、死亡総数の30%。次いで心筋梗塞などの心疾患が16%、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患が10%、この2つは動脈硬化性疾患だ。トップ3で全死亡数の過半を占めるだけに「がんと動脈硬化への早期対策こそが人間ドックの目的」と、日本人間ドック学会理事で東京慈恵会医科大学総合健診・予防医学センターの和田高士教授は言う。

同学会では、自覚症状が出にくく罹患(りかん)数の多い疾患の発見のために人間ドックの基本項目を定め、各施設はそれらをベースにメニューを構成している。特殊な装置が必要だったり、対象者が限られたりする検査はオプションとして提供されることが多い。

オプション検査の有益性は年齢によって違ってくる。そこで、様々な検査について推奨年齢をまとめてみた。

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