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デジタルライフ

広がる無料ネット通話、スマホやSNSで気軽に 「スカイプ」以外も続々登場

2012/4/5 日本経済新聞 夕刊

新年度がスタートした。就職や転勤、進学などで新たな土地での生活が始まった人も多そうだ。離れた友人や家族の元気な姿を見たい。そう思ったときに力になってくれるのが、インターネット回線を使った通話サービスだ。最近はパソコンソフトを通じた音声通話だけでなく、普及が進むウェブカメラやスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を活用したサービスも充実。私生活だけでなくビジネスでも距離の壁を乗り越える味方になっている。

スカイプのビデオ通話機能を使って中国にいる知人と話す青木俊介さん(東京都新宿区)

■専用ソフト不要のサービスも

「ブラウザーさえあれば、郷里・宮崎の友達とネット上で気軽に顔を見ながら話せる」。福岡市でウェブ制作会社を営む日高秀彦さん(29)が昨年から使っているのが無料の動画通話サービス「GlueCast(グルーキャスト)」だ。ソフトのインストールは要らず、必要なのはネット環境とヘッドセット程度。話す場所にあたる「チャットルーム」をウェブサイト上で開設し、ブラウザーでそのURLにアクセスするだけで、複数の人で会話できる。交流サイト(SNS)「フェイスブック」のアカウントさえあればログインでき、新たな会員登録はいらない。

仕事でも東京や名古屋など遠方の取引先との連絡に活用している。ノートパソコンにウェブカメラが付いているため、家でもオフィスでも場所を選ばない。「顔をみてリアルタイムでやり取りできるので、相手にも安心してもらえる」(日高さん)

同サービスを運営するグルー(福岡市)の迫田孝太社長が開発したきっかけも、「孫の姿をみせるため実家の両親でも簡単に使えるサービスがあればと思った」こと。身近な人とつながれる仕組みとして東日本大震災直後に開発を始め、昨年9月に運営し始めた。様々な場所で使えるよう、近くスマホにも対応する予定だ。

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