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鹿児島 天文館が輝かす「星の街」 海外と交流、独自の暦も

2012/4/7 日本経済新聞 夕刊

天文館のあった場所には記念碑が建てられている

■天文館に映画館が復活

天文館が繁華街に変わったのは、明治になって、明時館跡地に建てられた劇場がきっかけだったらしい。劇場周辺に飲食店が集まり、薩摩城下で一番暗かった場所は、鹿児島市で一番明るい街へ変わっていく。

だが、状況は変わりつつある。

九州新幹線開通により、鹿児島県を訪れる観光客は前年に比べ約15%も増えた。もっとも、鹿児島市でスポットが当たるのは新幹線が止まる鹿児島中央駅周辺が多い。「昔のように、天文館しかない、という状況ではない」と牧野さん。

劇場から発展した街らしく、全盛期、20を超える映画館があったが、06年を最後に天文館から映画館は姿を消した。それから6年。5月3日、「天文館シネマパラダイス」が開館する。実現には協議会の尽力があった。新しい劇場は、天文館をどう変えるのだろうか。

(編集委員 大谷真幸)

<旅支度>豊富な施設 複本も閲覧
天文館へは市電・天文館通停留場下車。鹿児島空港からバスで約50分。
維新ふるさと館(電話099・239・7700、入館料大人300円)、尚古集成館(電話099・247・1511、入館料大人1000円)は年中無休。「天保年間鹿児島城下絵図」は鹿児島市立美術館(電話099・224・3400)の企画展「鹿児島伝来の絵画資料」(5月29日~7月16日)で展示予定。「薩摩暦」は鹿児島県立図書館(電話099・224・9511)で複本を閲覧できる。観光については観光交流センター(電話099・298・5111)。

[日本経済新聞夕刊2012年4月4日付]

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