電気使わずガスで料理

1月は寒さもピーク。朝晩は電力需要が増すだけに、節電しようとガス調理を心がける人は多いだろう。失敗しがちな料理もちょっとしたコツでおいしく仕上がる。コンロに付随する魚焼き用グリルは色々な料理に活用できる。ガス代を抑える工夫を含め、賢いガスコンロの活用法をまとめてみた。

「ご飯は、じか火で炊くガスコンロの方が、ふっくらおいしく炊ける」と言うのはパパ料理研究家の滝村雅晴さん。「子どもに正しい火の扱い方を教えることもできる」

炊飯器に比べ、火加減の調節が必要なガス炊きは面倒だと思われがちだが、東京ガス「食」情報センター主幹の小西雅子さんは「タイマーを使えば手間要らず。40分でおいしく炊き上がる」と言う。

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ポイントは沸騰までの10分。米の甘みと程良い軟らかさを引き出すのに最適な時間だ。「10分で沸騰させるには中火が目安」。その後、弱火で20分、蒸らしが10分。鍋は温度ムラが出にくい土鍋が最適だが、ステンレスでもアルミでもいい。蓋もアルミ箔で代用できる。

カリッとジューシーな焼きギョーザ、厚みのある厚焼き卵、ふわふわの滑らかな茶わん蒸し――。料理下手にとってはハードルが高そうな料理も、「ちょっとしたコツを使えばガスコンロで上手に調理できる」(小西さん)。

焼きギョーザはフライパンに並べた生ギョーザに熱湯を加え、強火で2~3分ゆでる。皮のでんぷんがのりのようになり、もちもちの食感になる。油は最初ではなく、最後に引きカリッと仕上げる。

厚焼き卵はまずフライパンを強火で加熱し、ステーキと同等の高温で焼けば、気泡ができて、焼き上がり後に潰れにくくなる。いずれも小西さんがその道の達人から学んだコツだ。さらに「卵は緩やかに温度を上げると、食感が滑らかになるので、茶わん蒸しやプリンを作るときは土鍋の余熱を利用するといい」。