ポッコリおなかの原因と美腹のポイント筋肉鍛え、姿勢正しく

猫背が原因にも

見た目はスリムなのに、悪姿勢でおなかが出てみえる人もいる。猫背など前かがみの姿勢が原因で、腹部の皮下脂肪がたわんで見えることがある。逆に、妊産婦のようにおなかを突き出すような姿勢をとる習慣の人も、内臓が出張り、腹が悪目立ちしてしまう。

理想的な姿勢について、筋力アップなどのトレーニングを指導するフィジオセンター(東京都港区)の理学療法士、大田幸作マネージャーは「後頭部、肩、おしり、かかとが一直線に並んでいる状態」と話す。自宅でできる簡単な自己チェック方法としては、壁を背に立ってみて、4点がきちんとついていればよい。

さらに「頭頂部が上からスーッと引っ張られている感覚」(大田マネージャー)をイメージしよう。表面から深部にわたるおなかの筋肉がきちんと使われるため、内臓・脂肪がせり出さず、筋肉も鍛えられる。

美しいおなかとは、「脂肪、筋肉、姿勢のバランスがとれた状態」(高橋所長)。うっすら皮下脂肪に覆われ、胃腸などの内臓が筋肉に支えられ正しい位置にあり、姿勢良くたるんでいない状態を指す。

正月太りは、七草がゆなどによる節制で、とにかく早く修正したい。一時的に食べ過ぎて脂肪細胞が肥大しても、すぐ節制し栄養状態を調整すれば脂肪が燃焼され、細胞は元の大きさに戻る。だが、肥大した脂肪細胞が分裂し細胞数が増えると、小さな細胞がそれぞれ増大する可能性があり、やせるのは難しくなる。

おなか周りは、健康のバロメーターとして、日ごろから脂肪をつけないよう心がけたい。

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