足先の冷え対策、手軽で効果的な方法は重ね履き・ショウガ湯 威力

寒さが厳しいこの時期、手足の冷えに悩む女性は多い。記者もオフィスで凍えるかというほどの冷え性だ。靴下やレッグウオーマーを履いたり、ショウガを積極的に摂取したり、場所を選ばず比較的手軽にできる対策を求めて実験した。

足先が冷えたと感じるとき、温度はどのくらいなのか。サーモグラフィーで計ると、すねや足の甲のあたりは赤やピンクで27~28度ほどある。ところが、つま先の青いところは15~16度。一般的な人の足先の温度は26~28度程度、冷え性という自覚のある人でも20度前後はあるというから、記者はかなり深刻なようだ。

ドライヤーでは、ぬくもり続かず

最初に、足指でグー、チョキ、パーを作るジャンケンと、立っては座るスクワット運動を試してみた。冷えに関する本やサイトで、よく紹介している方法だ。足の筋肉を動かすことで、血行を促し、冷えが改善するという。

道具がいらず、どこでもできるのが良さそうだと思ったが、5分間続けても、足先が温まったという感じがしない。サーモグラフィーの画像はほとんど変化なし。足指ジャンケンは100回やって、指がつりそうになった。疲れる割に効果が薄いという感想だ。

温風で強制的に温度を上げようと試したのがドライヤー。記者は寒い朝、顔を洗うついでにドライヤーで体を温めることがある。左足だけに温風を10秒ほど当てると、すぐに足先が温かくなってきた。サーモグラフィーの画像は何もしていない右足に比べて、オレンジの部分が増え、低温を示す青や水色は減った。ところが、5分もすると元通りに。即効性はあるが、持続性には欠けるようだ。

次は足先に血を通わせるマッサージを試した。足の甲から指先にかけてこすったり、もんだり。初めはもむ手が冷たいと感じるほどだったのが、5分ほどで和らいできた。明らかに温度の上昇を実感できる。画像は、つま先の青い部分がほとんどなくなって、オレンジや黄緑の面積が増えた。ドライヤーに比べて持続時間が長く、何もしない右足より40分間、高い状態が続いた。

とはいえ、5分間かけてマッサージするのはなかなかの手間。オフィスの机の前で足先をもむのは、さすがに恥ずかしい。

次に試したのは市販の温感ジェル。成分にトウガラシのエキスなどが入っていて、これらが温かく感じるもとになるらしい。これは塗っただけではほとんど変化を感じなかった。冷え切った足に塗るのでは効果が出にくいのか。

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